あせも(汗疹)とは?
汗疹は、汗腺が詰まることで汗が皮膚の中にたまり、炎症を引き起こす皮膚の状態です。
特に夏の暑い時期や湿度が高い環境で発生しやすく、赤ちゃんや子供、運動後の大人にも見られます。
麻布十番の皮膚科ならMBC麻布十番(皮膚科) 一般の皮膚科治療を主に経験豊富な医師がお肌のトラブルを解決します。土日祝日も診療可能です。
汗疹は、汗腺が詰まることで汗が皮膚の中にたまり、炎症を引き起こす皮膚の状態です。
特に夏の暑い時期や湿度が高い環境で発生しやすく、赤ちゃんや子供、運動後の大人にも見られます。
せもができる原因は、大量の発汗で汗を排出する管が詰まってしまい、汗がスムーズに排出できない状態になりあせも(汗疹)ができます。
あせもには3種類あり、汗管のどの部分が詰まったかで症状が変わります。
■紅色汗疹(こうしょくかんしん)
最も一般的なタイプで、赤いぶつぶつや小さな水疱が現れ、かゆみや痛みを伴います。
■水晶様汗疹(すいしょうようかんしん)
透明または白色の小さな水疱ができるタイプで、かゆみはほとんどありません。
■深在性汗疹(しんざいせいかんしん)
真皮の深い部分で発生し、赤い丘疹や膿疱が見られます。
熱帯地方で多いあせもであり、日本ではあまり見られません。
■赤ちゃんや小さな子供
汗腺が未発達で、体温調節が未熟なため、汗が詰まりやすいです。
■高齢者
皮膚のバリア機能が低下し、汗腺が詰まりやすいです。
■運動を頻繁にする人
大量の汗をかくため、汗疹ができやすくなります。
■肥満の人
皮膚の折り重なり部分で汗がこもりやすく、蒸発しにくいです。
■高温多湿な環境で働く人
工場作業や厨房での仕事など、汗をかきやすい環境にいる人。
あせも(汗疹)のよぼうとしての基本は「汗を放置しない」ことです。
汗疹の原因となる汗をいかに早く除去するかが大切になります。
■皮膚の清潔を保つ
汗をかいたら汗を拭いて・家から帰ってきたら早めにシャワーを浴びることです。シャワー後はタオルで強くこすらず、優しく水分を拭き取るようにしてください。
■適切な衣服を選ぶ
衣服がつきやすい部分に汗疹ができやすい方は通気性の良い綿素材の衣服を着用し、汗をかいたらすぐに着替えるようにしましょう。
日常生活で気を付けていてもあせも(汗疹)はできてしまいます。
あせもが悪化させないように早めに皮膚科受診をおすすめいたします。
あせもで受診したほうがいいのは次のような場合です。
・強いかゆみがある
・広範囲にあせもができる
・かき壊しで赤く腫れている、膿が出ている
・くり返し同じ症状が出てくる
ステロイド外用剤
抗ヒスタミン剤
エキシマライト