鼻の下にニキビができる原因は?早く治す方法から予防法まで詳しく解説

鼻の下にニキビができやすいのは、皮脂の分泌が多いうえに、鼻をかむ・触る・マスクやひげ剃りなどの刺激を受けやすい場所だからです。

早く治すには、つぶしたり触ったりせず、炎症が軽いうちに皮膚科の塗り薬で治療を始めるのが近道です。

皮膚科では、アダパレンや過酸化ベンゾイル、抗菌薬の塗り薬・飲み薬、面皰圧出(詰まりや膿を出す処置)を保険診療で受けられます。

この記事では、鼻の下にニキビができる原因、ニキビと間違えやすい病気、やってはいけないこと、皮膚科での治し方、繰り返さないための予防法を、皮膚科の視点で解説します。

ニキビの状態別
おすすめのニキビ治療

白や黒のポツポツしているニキビ

白ニキビ・黒ニキビ

毛穴の詰まりを防ぐケアと、皮膚科の塗り薬がおすすめ

▼

  • やさしい洗顔
  • 保湿
  • 塗り薬/面皰圧出(皮膚科)

赤く腫れているニキビ

赤ニキビ

炎症を抑えるローションやクリームがおすすめ

▼

  • 抗菌剤
  • 炎症を抑える薬
  • 冷やす

黄色く膿んでいるニキビ

黄ニキビ

抗生物質配合の塗り薬がおすすめ

▼

  • 抗菌剤
  • 炎症を抑える薬
  • 面ぽう圧出

ニキビ跡

ニキビ跡

ニキビ跡の種類に合わせた治療がおすすめ

▼

  • ピーリング
  • イオン導入
  • フォトフェイシャル

MBCのニキビ治療を見る

目次
  1. 鼻の下のニキビは「触らず、早めに塗り薬で治す」|最初に知っておきたい結論
  2. 鼻の下にニキビができる原因は?
    1. 皮脂が多く、毛穴が詰まりやすい
    2. ホルモンの影響(思春期・生理前)
    3. 鼻をかむ・触る・マスク・ひげ剃りの刺激
    4. 睡眠不足・ストレス・生活リズムの乱れ
    5. メイクや日焼け止めの落とし残し
  3. 鼻の下のニキビの種類と、ニキビと間違えやすい病気
    1. 白・黒・赤・黄ニキビの違い
    2. 鼻の下のニキビが痛いのはなぜ?
    3. 口唇ヘルペス・口囲皮膚炎・毛包炎・粉瘤との違い
  4. 鼻の下のニキビでやってはいけないこと
    1. つぶす・何度も触る
    2. ゴシゴシこする・洗いすぎる
    3. 自己判断でステロイドの塗り薬を使う
    4. 厚いメイクで隠す
  5. 鼻の下のニキビはどう治す?|皮膚科での治療
    1. 塗り薬(ニキビの段階に合わせて選ぶ)
    2. 飲み薬(炎症が強い・数が多いとき)
    3. 面皰圧出(詰まりや膿を出す処置)
    4. 治ったあとも続ける「維持療法」
    5. ピルやピーリングなど、保険適用外の治療の位置づけ
  6. 早く治すために自分でできること|市販薬は使える?
  7. 鼻の下のニキビはどう予防する?
    1. 1日2回、泡でやさしく洗顔し、保湿する
    2. 鼻のかみ方とマスクを見直す
    3. ひげ剃りは肌を傷つけないように(男性)
    4. 睡眠・食事・ストレスを整える
  8. こんなときは皮膚科を受診しましょう
  9. 鼻の下のニキビに関するよくある質問
  10. まとめ

鼻の下のニキビは「触らず、早めに塗り薬で治す」|最初に知っておきたい結論

鼻の下は、顔の中でもニキビができやすく、つぶすと跡が残りやすい場所です。触らずに、炎症が軽いうちに治療を始めれば、早くきれいに治りやすくなります。

皮膚科での治療は、ニキビの段階に合わせて次のように選びます。

皮膚科での鼻の下のニキビの治し方
  • 白・黒ニキビ(詰まりの段階):アダパレンや過酸化ベンゾイルの塗り薬で、毛穴の詰まりを治す(保険適用)
  • 赤・黄ニキビ(炎症の段階):上の塗り薬に抗菌薬の塗り薬を組み合わせ、炎症が強ければ抗菌薬の飲み薬も使う(保険適用)
  • 面皰圧出:詰まった皮脂や膿を、専用の器具で清潔に押し出す処置(保険適用)

これらは日本皮膚科学会「尋常性痤瘡・酒皶治療ガイドライン2023」で推奨されている標準的な治療です。

鼻の下の赤いブツブツが、口唇ヘルペスや口囲皮膚炎など、ニキビ以外の病気のこともあります。治し方がまったく違うので、いつもと様子が違うときは皮膚科で見分けてもらいましょう。

鼻の下にニキビができる原因は?

手のひらと疑問

鼻の下のニキビは、皮脂が多いという場所の特徴に、ホルモン・刺激・生活習慣などの要因が重なってできるのが特徴です。

主な原因を5つに分けて解説します。

鼻の下にニキビができる主な原因
  • 皮脂が多く、毛穴が詰まりやすい
  • ホルモンの影響(思春期・生理前)
  • 鼻をかむ・触る・マスク・ひげ剃りの刺激
  • 睡眠不足・ストレス・生活リズムの乱れ
  • メイクや日焼け止めの落とし残し

皮脂が多く、毛穴が詰まりやすい

鼻の下は、鼻やおでこと同じく皮脂腺が多く、皮脂の分泌がさかんな場所です。

皮脂が増えたところに、毛穴の出口の角質が厚くなる(角化)と、皮脂が外へ出られずに毛穴の中にたまります。

この詰まりがニキビの出発点(面皰)で、中でアクネ菌が増えると、赤く腫れたニキビに進みます。

鼻の横から口にかけては凹凸があり、洗い残しが出やすいことも、詰まりやすい理由の一つです。

ホルモンの影響(思春期・生理前)

皮脂の分泌は、男性ホルモンのはたらきで増えることが知られています。

思春期にニキビが増えるのはこのためで、男性ホルモンは女性の体でもつくられています。

女性では、生理前に皮脂が増えて、口の周りや鼻の下、あごにニキビができやすくなる人もいます。

毎月同じ時期にくり返す場合は、生理の周期とあわせて皮膚科で相談すると、治療の計画が立てやすくなります。

鼻をかむ・触る・マスク・ひげ剃りの刺激

鼻の下は、顔の中でも特に刺激を受けやすい場所です。

花粉症や風邪で何度も鼻をかむと、ティッシュの摩擦で肌が荒れ、乾燥してバリア機能が落ちます。

考えごとをするときに鼻の下を触る癖や、頬づえも、毛穴に刺激を与えます。

マスクは、こすれる刺激と、内側の蒸れで肌の状態を崩し、ニキビを悪化させることがあります。

男性では、カミソリのひげ剃りで肌が傷つき、ニキビが悪化したり、毛穴に細菌が入って炎症(毛包炎)が起きたりすることもあります。

睡眠不足・ストレス・生活リズムの乱れ

睡眠不足や強いストレス、不規則な生活は、ホルモンバランスを乱して皮脂を増やす要因になります。

忙しい時期や試験前、季節の変わり目にニキビが増えるのは、こうした影響が重なるためと考えられています。

食べ物については、特定のものでニキビが増えると感じる場合は、我慢する前に医師に相談しましょう。

メイクや日焼け止めの落とし残し

鼻の下は、ファンデーションやコンシーラーを重ねやすく、小鼻のきわや口の上に落とし残しが出やすい場所です。

落としきれなかったメイクや日焼け止め、油分の多いクリームは、毛穴の出口をふさぐ原因になります。

メイクをした日は、その日のうちに、こすらずにやさしく落としましょう。

鼻の下のニキビの種類と、ニキビと間違えやすい病気

ひとくちに鼻の下のニキビといっても、ニキビの段階によって治し方が変わり、ニキビによく似た別の病気もあります。

白・黒・赤・黄ニキビの違い

ニキビは、進み具合によって次のように分けられます。白・黒ニキビのうちに治すと、跡が残りにくくなります。

ニキビの種類状態
白ニキビ毛穴に皮脂が詰まり、出口が閉じている。白く小さく盛り上がる(炎症なし)
黒ニキビ詰まった皮脂の表面が空気に触れて黒く見える。出口は開いている(炎症なし)
赤ニキビアクネ菌が増えて炎症が起きた状態。赤く盛り上がり、痛むことがある
黄ニキビ炎症が強くなり、膿がたまった状態。ニキビ跡が残りやすい

鼻の下は皮膚が動きやすく触りやすいため、赤ニキビ・黄ニキビに進みやすい傾向があります。

鼻の下のニキビが痛いのはなぜ?

鼻の下のニキビが痛むのは、毛穴の中でアクネ菌が増えて炎症が起き、周りの皮膚が腫れているためです。

口を動かす、鼻をかむといった動きのたびに引っぱられるので、ほかの場所より痛みを感じやすくなります。

皮膚の深いところで炎症が起きてしこりのように硬くなったニキビは、自然に治るまで時間がかかり、跡も残りやすくなります。

痛みのあるニキビは、早めに皮膚科で炎症をおさえる治療を受けましょう。

口唇ヘルペス・口囲皮膚炎・毛包炎・粉瘤との違い

鼻の下や口の周りには、ニキビとよく似た見た目の病気がいくつかあります。

病気特徴
口唇ヘルペス唇やそのふちに、小さな水ぶくれが集まってできる。ピリピリ・ムズムズした感じが先に出ることが多い。ウイルスが原因で、ニキビの薬では治らない
口囲皮膚炎鼻の横から口の周りに、赤く小さなブツブツが広がる。白・黒ニキビ(面皰)がないのがニキビとの違い。ステロイドの塗り薬の使用がきっかけになることがある
毛包炎毛穴に細菌が入って炎症が起きる。男性ではひげ剃りのあとにできやすい
粉瘤皮膚の下に袋ができて、角質などがたまる。中央に黒い点があり、同じ場所でくり返し腫れる。薬では袋がなくならない

これらはニキビとは原因も治し方も違うため、ニキビ用の薬を塗っても良くならないことがあります。

「いつものニキビと違う」「同じ場所に何度もできる」と感じたら、皮膚科で診てもらいましょう。

鼻の下のニキビでやってはいけないこと

鼻の下のニキビは目立つので、早くなんとかしたくなりますが、自己流の対処は、かえって悪化や跡の原因になります。

つぶす・何度も触る

指や爪でニキビをつぶすのは避けてください。

毛穴の壁が傷ついて炎症が広がったり、細菌が入って悪化したりすることがあります。

皮膚の深いところまで傷つくと、赤みや色素沈着、へこみが跡として残ります。

気になって何度も触るだけでも、手の雑菌や刺激で治りが遅くなります。鼻の下に手がいく癖がある人は、意識して手を離しましょう。

膿や詰まりを出したいときは、皮膚科で清潔な器具を使った処置(面皰圧出)を受けましょう。

ゴシゴシこする・洗いすぎる

皮脂を落とそうとして1日に何度も洗ったり、強くこすったりすると、肌に必要なうるおいまで奪われ、バリア機能が落ちます。

スクラブ入りの洗顔料や、はがすタイプのパックも、肌を傷つけます。

日本皮膚科学会「尋常性痤瘡・酒皶治療ガイドライン2023」でも、洗顔は1日2回が推奨されています。

自己判断でステロイドの塗り薬を使う

湿疹用などに持っているステロイドの塗り薬を、ニキビに塗るのはおすすめできません。

日本皮膚科学会「尋常性痤瘡・酒皶治療ガイドライン2023」でも、ニキビにステロイドの塗り薬は推奨しないとされています。

さらに、口の周りにステロイドの塗り薬を長く使うと、ニキビに似た赤いブツブツ(口囲皮膚炎)を起こすことがあります。

ほかの病気でステロイドの塗り薬を使っている方は、自己判断でやめたり続けたりせず、医師に相談してください。

厚いメイクで隠す

ニキビを隠そうとファンデーションやコンシーラーを重ねると、毛穴の出口をさらにふさいでしまいます。

メイクをする場合は薄めにして、帰宅後は早めに落としましょう。

化粧品は、「ノンコメドジェニックテスト済み」の表示がある低刺激のものを選ぶと安心です。

鼻の下のニキビはどう治す?|皮膚科での治療

カウンセリング

皮膚科では、日本皮膚科学会「尋常性痤瘡・酒皶治療ガイドライン2023」にもとづき、ニキビの段階(詰まりか炎症か)と数に合わせて、塗り薬を中心に治療します。

鼻の下だからといって特別な薬を使うわけではなく、顔のほかの場所のニキビと同じ考え方で治します。

塗り薬(ニキビの段階に合わせて選ぶ)

日本皮膚科学会「尋常性痤瘡・酒皶治療ガイドライン2023」で「強く推奨」されている主な塗り薬は次のとおりです。

塗り薬向いているニキビと注意点
アダパレン白・黒ニキビから赤ニキビまで。毛穴の詰まりを治し、新しい詰まりも防ぐ。使い始めは乾燥・赤み・ヒリヒリ感が出やすい
過酸化ベンゾイル白・黒ニキビから赤ニキビまで。詰まりを治し、アクネ菌を殺菌する。耐性菌ができにくい。髪や衣類につくと色が抜ける
抗菌薬の塗り薬赤・黄ニキビ(炎症があるとき)。アダパレンや過酸化ベンゾイルと組み合わせて使う
配合薬2つの成分を1本で使える。赤ニキビと詰まりが混ざっているときに向く

白・黒ニキビだけの段階では、抗菌薬の塗り薬は推奨されていません(炎症のあるニキビ向けの薬のため)。

塗り薬は、効果が出るまでに数週間〜3ヶ月ほどかかるのが普通です。

使い始めの乾燥や刺激は多くの場合しだいに落ち着きますが、つらいときは自己判断でやめずに医師に相談してください。

飲み薬(炎症が強い・数が多いとき)

赤ニキビが多い、腫れや痛みが強いときは、抗菌薬の飲み薬を塗り薬と組み合わせます。

日本皮膚科学会「尋常性痤瘡・酒皶治療ガイドライン2023」では、ドキシサイクリン(強く推奨)やミノサイクリン(推奨)などが挙げられています。

耐性菌を防ぐため、飲み薬は3ヶ月ほどを目安にして、長く続けないのが基本です。

体質や症状によっては、漢方薬を使うこともあります。

なお、ビタミン剤の飲み薬は「行ってもよいが推奨はしない」とされており、ビタミン剤だけでニキビを治すのは難しいと考えましょう。

面皰圧出(詰まりや膿を出す処置)

面皰圧出(めんぽうあっしゅつ)は、毛穴に詰まった皮脂や、ニキビにたまった膿を、専用の器具で清潔に押し出す処置です。

自分でつぶすのとは違い、周りの皮膚を傷つけないように中身を出すため、跡を残しにくいのが特徴です。

日本皮膚科学会「尋常性痤瘡・酒皶治療ガイドライン2023」でも選択肢の一つとして推奨されており、保険適用です。

詰まりを出しただけでは新しいニキビはまたできるため、塗り薬と組み合わせるのが一般的です。

治ったあとも続ける「維持療法」

赤みが引いても、毛穴の中には目に見えない小さな詰まり(微小面皰)が残っています。

ここで治療をやめると再発しやすいため、アダパレンや過酸化ベンゾイルの塗り薬を続けて、新しいニキビを防ぐ「維持療法」を行います。

日本皮膚科学会「尋常性痤瘡・酒皶治療ガイドライン2023」でも、維持療法としてこれらの塗り薬が強く推奨されています。

鼻の下にニキビをくり返す人ほど、治ったあとの維持療法が大切です。

ピルやピーリングなど、保険適用外の治療の位置づけ

ホルモンの影響を抑える目的で、低用量ピルやスピロノラクトンという飲み薬がニキビに使われることがあります。

しかし、これらは国内ではニキビの治療薬として承認されておらず、ガイドラインでも推奨されていません(保険適用外)。

ケミカルピーリングは標準治療が効かない・行えない場合の選択肢とされ、レーザーは「推奨はしない」とされています。

いずれも保険適用外で、鼻の下のニキビの第一選択ではありません。

まずは、保険診療で受けられる塗り薬・飲み薬・面皰圧出から始めるのが基本です。

MBC麻布十番(皮膚科)では、鼻の下のニキビの診察・薬の処方・面皰圧出を保険診療で行っています。

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早く治すために自分でできること|市販薬は使える?

鼻の下のニキビを1日で確実に治す方法はありませんが、悪化させずに早く治すためにできることはあります。

今日からできること
  • 触らない・つぶさない(気づいたら手を離す)
  • 朝と夜の2回、泡でやさしく洗い、洗顔後はさっぱりした化粧水や乳液で保湿する
  • 鼻をかむときは、やわらかいティッシュで押さえるようにかむ
  • メイクは薄めにして、帰宅後すぐに落とす
  • 夜はしっかり眠る

ドラッグストアのニキビ薬には、イオウや殺菌成分、炎症をおさえる成分などが使われています。

イオウ製剤は日本皮膚科学会「尋常性痤瘡・酒皶治療ガイドライン2023」でも選択肢の一つとされており、軽いニキビなら市販薬で様子を見ることもできます。

ただし、皮膚科で使うアダパレンや過酸化ベンゾイル、抗菌薬の塗り薬は市販薬には含まれておらず、処方でしか使えません。

市販薬を使っても良くならない、赤く腫れて痛む場合は、市販薬を続けずに皮膚科を受診しましょう。

鼻の下のニキビはどう予防する?

スキンケアアイテム

治療と並行して、毛穴が詰まりにくく、刺激の少ない状態を保つことが、鼻の下のニキビを繰り返さないために大切です。

1日2回、泡でやさしく洗顔し、保湿する

洗顔は朝と夜の1日2回、洗顔料をよく泡立てて、小鼻のきわや口の上も、こすらずに泡で包むように洗います。

ぬるま湯でしっかりすすぎ、タオルは押し当てるように水気を取りましょう。

洗顔後は、「ノンコメドジェニックテスト済み」の低刺激の化粧水や乳液で保湿します。

日本皮膚科学会「尋常性痤瘡・酒皶治療ガイドライン2023」でも、こうしたニキビ用の基礎化粧品の使用が選択肢の一つとして推奨されています。

鼻のかみ方とマスクを見直す

鼻をかむときは、やわらかいティッシュで、こすらずに押さえるようにかみましょう。

何度もかんで赤くなったときは、かんだあとに保湿をしておくと荒れにくくなります。

マスクは顔の大きさに合ったものを選び、汗や皮脂で汚れたら取り替えて、肌を清潔に保ちます。

ひげ剃りは肌を傷つけないように(男性)

ひげ剃りの前はひげと肌をぬるま湯でやわらかくし、シェービング剤を使って剃りましょう。

切れ味の落ちた刃は肌を傷つけやすいので、こまめに交換します。

ニキビがあるところはその部分を避けて剃るか、電気シェーバーにすると刺激を減らせます。

剃ったあとは保湿をして、肌を落ち着かせましょう。

睡眠・食事・ストレスを整える

睡眠不足や強いストレスは、ホルモンバランスを乱して皮脂の分泌を増やす要因になります。

毎日しっかり眠り、栄養バランスのよい食事を心がけましょう。

特定の食べ物を一律に我慢する必要はありませんが、食べるとニキビが増えると感じるものがあれば、医師に相談してください。

こんなときは皮膚科を受診しましょう

受診の目安
  • 鼻の下のニキビをくり返している
  • 赤く腫れて痛む、膿をもっている
  • 市販薬やスキンケアの見直しを続けても良くならない
  • 水ぶくれがある、ピリピリする、口の周りに赤いブツブツが広がっている(ニキビ以外の可能性)
  • 同じ場所が何度も腫れる、しこりがある

鼻の下のニキビの診察・薬の処方・面皰圧出は、いずれも保険診療で受けられます。

炎症が軽いうちに治療を始めれば、早く治り、跡を残さずに済む可能性が高くなります。

MBC麻布十番(皮膚科)では、鼻の下や口の周りのニキビの診察・治療を保険診療で行っています。ニキビかどうか分からないできものも、お気軽にご相談ください。

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鼻の下のニキビに関するよくある質問

スキンケアする女性

鼻の下のニキビについて、よくいただく質問にお答えします。

Q. 鼻の下のニキビを1日で治す方法はありますか?

A. 1日で確実に治す方法はありません。

触らない、やさしく洗って保湿する、よく眠るなど、悪化させないことが早く治す近道です。

赤く腫れたニキビや膿をもったニキビは、皮膚科で炎症をおさえる薬や面皰圧出を受けると、早く落ち着きやすくなります。

Q. 鼻の下のニキビは、どのくらいで治りますか?

A. ニキビの状態によって違います。

皮膚科の塗り薬は、効果が出るまでに数週間〜3ヶ月ほどかかるのが普通です。

炎症がおさまったあとも、再発を防ぐために塗り薬を続ける「維持療法」が大切です。

Q. 鼻の下のニキビを、メイクで隠してもいいですか?

A. 薄めのメイクなら問題ありません。

「ノンコメドジェニックテスト済み」の低刺激の化粧品を選び、厚く重ねないようにしましょう。

帰宅後はこすらずにやさしく落とし、保湿をしてください。

Q. 鼻の下のニキビは、内臓の病気と関係がありますか?

A. ニキビのできる場所から、特定の内臓の病気が分かるという医学的な根拠は確認されていません。

鼻の下のニキビは、皮脂の多さやホルモン、刺激などが主な原因です。

ただし、ニキビ以外の病気のこともあるので、気になる症状があれば皮膚科で診てもらいましょう。

Q. 鼻の下のニキビは、つぶしてもいいですか?

A. つぶさないでください。

炎症が広がったり、細菌が入って悪化したりして、跡が残る原因になります。

膿や詰まりを出したい場合は、皮膚科で面皰圧出を受けましょう。保険適用です。

Q. 生理前に鼻の下のニキビが増えるのはなぜですか?

A. 生理前は、ホルモンの変化で皮脂が増え、ニキビができやすくなる人がいます。

毎月同じ時期にくり返す場合は、皮膚科で相談すると、その時期に合わせた治療の計画が立てやすくなります。

睡眠不足やストレスでも悪化しやすいので、生理前は特に生活リズムを整えましょう。

Q. 鼻の下のニキビは、保険診療で治療できますか?

A. はい。診察、アダパレン・過酸化ベンゾイル・抗菌薬などの塗り薬、抗菌薬の飲み薬、面皰圧出はいずれも保険適用です。

低用量ピル、ピーリング、レーザーなどは保険適用外で、ガイドラインでも第一選択とはされていません。

まとめ

この記事のまとめ
  • 鼻の下は皮脂が多く、鼻をかむ・触る・マスク・ひげ剃りなどの刺激も受けやすいため、ニキビができやすい
  • 口唇ヘルペス・口囲皮膚炎・毛包炎・粉瘤など、ニキビに似た病気もある
  • つぶす・こする・自己判断のステロイド・厚いメイクは、悪化の原因
  • 皮膚科では、ニキビの段階に合わせた塗り薬・飲み薬・面皰圧出を、保険診療で受けられる
  • 治ったあとも維持療法を続け、洗顔・保湿・刺激を減らす工夫で再発を防ぐ

鼻の下のニキビは、触らずに、炎症が軽いうちに治療を始めれば、跡を残さずに治しやすいニキビです。

くり返す、痛む、いつもと様子が違うときは、我慢せずに皮膚科に相談してください。

MBC麻布十番(皮膚科)では、鼻の下のニキビの診察・治療を保険診療で行っています。

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参考:日本皮膚科学会「尋常性痤瘡・酒皶治療ガイドライン2023」(日本皮膚科学会雑誌 133(3)、2023年)/MSDマニュアル家庭版「口囲皮膚炎」

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    ニキビ治療だけでなく、ニキビ跡の治療や美肌治療など、幅広いニーズに対応可能
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    最新のレーザー機器や治療法を取り入れ、効果的な治療を目指している
  • 女性医師による丁寧な診察
    女性医師が診療を担当しているため、女性ならではの悩み相談もしやすい
  • 完全個室
    プライバシーに配慮した完全個室での施術が受けられる
  • 土日祝日も診療
    平日忙しくて通院できない方も利用しやすい

ニキビの状態別
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白や黒のポツポツしているニキビ赤く腫れているニキビ黄色く膿んでいるニキビニキビ跡
白ニキビ・黒ニキビ
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・洗顔
・保湿
・ピーリング
・抗菌剤
・炎症を抑える薬
・冷やす
・抗菌剤
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監修医師

院長 立花 義浩

資格
精神保健指定医
日本精神神経学会専門医・指導医
麻酔科標榜医
日本医師会認定産業医
経歴
北海道大学精神医学教室、北海道大学救急医学教室、東京慈恵医大救急医学教室にて修練を重ねる。その後、銀座での美容皮膚科、都内皮膚科クリニックでの勤務を経て、皮膚科・美容皮膚科の診療に10年携わる。

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