シミを消す方法は?顔のシミは皮膚科で治療!

お顔にシミがあると肌がくすんで見えたり、老けて見えるため、何とかして消したいと思っている方も多いのではないでしょうか。

シミにはいくつか種類があり、皮膚科で治療しなければ消えないものもあります。

この記事では、シミのできる原因やシミを消す方法を解説します。

お顔にできたシミにお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてください。

顔や肌にできるシミについて

顔や肌にできるシミにはいくつか種類があり、特徴やできる原因が異なります。

シミの種類
  • 老人性色素斑
  • 炎症性色素沈着
  • 肝斑
  • そばかす(雀卵斑)
  • ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)
  • 脂漏性角化症

まずは、自分のシミの種類を知り、正しいケアを行いましょう。

シミができる原因

シミができる原因は種類によって異なりますが、ここでは顔にできる主なシミの原因を解説します。

顔にできるシミの主な原因は紫外線が肌に当たり、メラニン色素が生成されるためです。

メラニン色素は肌を守る働きがありますが、過剰に生成されると排出しきれずシミとして表れます。

また、肌のターンオーバーが乱れていると生成されたメラニンの排出がうまくできず、シミができる原因にもつながります。

ターンオーバーのスピードは加齢とともに遅くなり、シミもできやすくなるため注意が必要です。

加齢以外にも、ターンオーバーを乱れさせる原因はいくつかあります。

ターンオーバーが乱れる原因
  • 生活習慣の乱れ
  • 睡眠不足
  • 乾燥
  • ストレス
  • アルコール
  • たばこ
  • 無理なダイエット

ターンオーバーを正常にするために、生活習慣を整えてストレスをため込まないようにしましょう。

紫外線やターンオーバー以外にも、シミの種類によって原因や特徴が異なります。

シミの種類特徴
老人性色素斑・紫外線による肌のダメージが原因
・日光が当たりやすいところにできやすい
・数mm~数cmと大きさがバラバラ
・円形や楕円形に近く茶色い形
炎症性色素沈着・色素沈着は傷やニキビなど炎症が原因
・赤色・褐色・黒色などがある
・肌のターンオーバーで自然になくなる場合もある
肝斑・女性ホルモンが原因
・額・ほほ・頬骨部に左右対称性にみられやすい
・薄い茶色の色素斑で輪郭がはっきりしない
・30代以降の女性に多く見られる
そばかす(雀卵斑)・遺伝的要素が強い
・3㎜以下の薄い茶褐色のシミ
・鼻や頬・背中・腕・肩などにできる
・幼児期頃からできはじめ、思春期に目立ちやすい
・紫外線ダメージで濃くなる場合がある
ADM
(後天性真皮メラノサイトーシス)
・真皮層で発生する
・灰褐色・紫っぽい色をしている
・目の下や頬骨のあたりにほぼ左右対称にできる
脂漏性角化症・老人性色素斑が盛り上がってイボのようになったもの
・老人性疣贅(ゆうぜい)とも呼ばれ徐々に大きくなる
・褐色・黒色・うすだいだい色とさまざま

シミは紫外線や炎症によってメラニン色素が過剰にでき、ターンオーバーによって正常に排出されず発生します。

まずは、日頃の紫外線対策やお肌のケアを心がけましょう。

顔のシミを消す方法

日頃からケアをしていてもシミができてしまうこともあり「何とかしてシミを消したい!」と思っている方も多いのではないでしょうか。

ここでは、できてしまったシミを消す方法を紹介します。

簡単に顔のシミを消すには?

顔にできてしまったシミは、メイクや化粧品を使用して目立たなくすることが可能です。

ファンデーションやコンシーラーを使用してシミをカバーすると、目立ちにくくなります。

また、美白有効成分が配合されている基礎化粧品の使用も効果的です。

基礎化粧品に含まれる美白有効成分はさまざまで、厚生労働省で認可された成分が配合されている医薬部外品(薬用化粧品)を選びましょう。

おすすめ美白成分
  • ビタミンC誘導体
  • アルブチン
  • トラネキサム酸
  • コウジ酸
  • 4-メトキシサリチル酸カリウム(4MSK)

美白化粧品を選ぶ際はパッケージを確認して、配合されている成分に注目してみましょう。


セルフケアだとシミは完全に消せない

シミにはさまざまな種類があり、セルフケアでは消せない場合もあります。

薄いシミや最近できたばかりの新しいシミは、比較的にセルフケアでの効果が期待できます。

しかし、遺伝性のシミや真皮層にできたシミはセルフケアでは消せません。

セルフケアでは消せないシミ
  • そばかす(雀卵斑)
  • ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)
  • 脂漏性角化症(老人性イボ)

通常のシミとセルフケアでは消せないシミの見分けは付きにくいため、美容皮膚科で医師に診察してもらいましょう。

シミに効果的な食べ物

シミは化粧品のような外的ケアも有効ですが、体の内側からのケアも重要です。

生活習慣や食生活を見直すことで、肌のターンオーバーを整えられシミを目立たなくできます。

ここでは、シミに効果的な栄養素と食べ物を紹介するため、積極的に摂取してみてください。

栄養素食べ物
ビタミンCイチゴ・柑橘類・ブロッコリー・パプリカ・アセロラ
ビタミンAニンジン・モロヘイヤ・カボチャ・マンゴー・レバー
ビタミンEごま・アーモンド・くるみ・アボカド
リコピントマト・柿・すいか・パプリカ

仕事が忙しく外食やスーパーの総菜などが中心になっている方の中には、野菜や果物の摂取が難しい方も多いのではないでしょうか。

必要な栄養素を食事から摂取しきれない場合は、サプリメントやビタミン剤の活用がおすすめです。

しかし、できるだけサプリメントやビタミン剤だけに頼らず、栄養バランスの良い食事を心がけましょう。

お金をかけずにシミを消すには?

お金をかけずにシミを消すには原因となる紫外線を避け、生活習慣の見直しが効果的です。

美容皮膚科での治療に比べ、セルフケアはお金をかけずにシミにアプローチできます。

シミを作らないためには
  • 年中日焼け止めを塗る
  • 日傘・帽子・サングラスを使用する
  • 美白化粧品を使用する
  • 生活習慣を見直す

まずは、シミが発生しないよう紫外線から肌を守りましょう。

美容皮膚科でのシミ治療

セルフケアでも改善されないシミは、美容皮膚科でのシミ治療がおすすめです。

治療方法はレーザー治療や光治療・イオン導入・ピーリング治療などがあります。

シミ取りレーザーの種類
  • Qスイッチレーザー
  • QスイッチYAGレーザー
  • ピコレーザー(ピコスポット・ピコトーニング)
  • レーザートーニング
  • フォトフェイシャル

使用するレーザーの種類はシミによって異なるため、美容皮膚科で医師の診断が必要です。

レーザー治療ではシミの基となるメラニンを破壊するため、照射後に赤みや痛みなどのダウンタイムや副作用が発生します。

イオン導入とピーリング治療は組み合わせて施術することが多く、ピーリングにて古い角質を取り除きます。

その後、イオン導入で美容成分を肌深くまで浸透させ、お肌のターンオーバーを整えます。

シミの種類や状態によってはセルフケアでは消せないものもあるため、美容皮膚科での治療を検討してみましょう。

まとめ

お顔に目立つシミがあるとメイクでも隠し切れず、外出するのも億劫になってしまいますよね。

シミができる原因は紫外線や遺伝的要因などさまざまで、消す方法も異なります。

この記事のまとめ
  • シミの主な原因は紫外線によるメラニンの過剰生成
  • シミはターンオーバーの乱れや乾燥・ストレスも原因となる
  • シミはメイクや美白成分入りの基礎化粧品で目立たなくできる
  • 美容皮膚科でのシミ治療はレーザー治療や光治療・イオン導入・ピーリング治療などがある

シミの種類によってはセルフケアを徹底しても消えないものもあるため、美容皮膚科でのシミ治療がおすすめです。

美容皮膚科では医師がシミの種類を診断し、最適な治療方法を提案してくれます。

お顔のシミにお悩みの方は、美容皮膚科でのシミ取り治療を検討してみてください。

シミは皮膚科で一緒に治そう

年々シミが増えてきて困る

シミ治療してもなかなか治らない

できれば保険適用でシミの治療をしたい

皮膚科でシミ治療をしたい!

シミに関する悩みは
MBCが解決します

MBCのシミ治療とは?

  • 美容皮膚科との連携
    シミの種類に合わせて保険適用・自由診療をご提案
  • 最新機器の導入
    最新のレーザー機器や治療法を取り入れ、効果的な治療を目指している
  • 女性医師による丁寧な診察
    女性医師が診療を担当しているため、女性ならではの悩み相談もしやすい
  • 完全個室
    プライバシーに配慮した完全個室での施術が受けられる
  • 土日祝日も診療
    平日忙しくて通院できない方も利用しやすい

シミの状態によって
効果的な治療方法があります

老人性色素斑肝斑
老人性色素斑肝斑
日焼け跡に色素が沈着してしまったものホルモンバランスの乱れが原因
【効果的な治療法】
・レーザー治療
・外用内服治療
【効果的な治療法】
・ピコトーニング
そばかす炎症後色素沈着
そばかす炎症後色素沈着
雀卵斑(じゃくらんはん)とも呼ばれる小さなシミの集まりニキビや虫刺されに伴う炎症
【効果的な治療法】
・ピコスポット
【効果的な治療法】
・外用内服治療

美容皮膚科でシミ治療

美容皮膚科でできるシミ治療の種類

  • ケミカルピーリング
    皮膚表面の角質を除去してターンオーバーを整える
  • イオン導入
    皮膚に微弱な電流を流して美容成分を肌の奥に浸透させる
  • ピコレーザー
    レーザーを照射し、メラニン色素を破壊
  • ダーマペン
    細い針で皮膚表面に穴を作り、自然治癒力やターンオーバーを整える
  • ポテンツァ
    ダーマペンの進化版。針先から出す熱エネルギーで肌細胞を活性化させる
  • フォトフェイシャル(ステラM22)
    6種類の波長フィルターを症状別に選んでアプローチ

更にこれらのシミは
保険適用で治療できる可能性があります

太田母斑扁平母斑
太田母斑
アザのようなシミで顔の片側にみられることが多い茶色いシミのようなもので身体のどこにでも生じる
異所性蒙古斑外傷性色素沈着
外傷性色素沈着
お尻の周辺ではない部位にあり、大人になっても消えないようなシミケガなどの外傷が原因で生じた、シミやアザ

皮膚科でシミ治療

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監修医師

立花 義浩

資格
精神保健指定医
日本精神神経学会専門医・指導医
麻酔科標榜医
日本医師会産業医
日本体育協会スポーツドクター
経歴
北海道大学精神医学教室、北海道大学救急医学教室、東京慈恵医大救急医学教室にて修練を重ねた経験をもつ。また、銀座にて美容皮膚科医として、都内皮膚科クリニックにて、皮膚科医としての勤務経験をもつ。

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