手の甲のシミの原因は?皮膚科で手の甲のシミをきれいに治療!
気が付いたら手の甲にシミができている、といった経験はないでしょうか。手の甲にできるシミは、どのように予防すればよいかわからない人もいるかもしれませんね。
そこで本記事では、手の甲にシミができる原因や、予防方法について解説します。
また、手の甲にできてしまったシミを消したいのであれば美容クリニックで施術を受ける必要があります。手の甲にできるシミを消すための施術についても紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
手の甲のシミの原因とは
手の甲にシミができる原因として考えられるのは、紫外線です。
その理由は、手の甲は衣服に覆われておらず、常に皮膚が太陽にさらされており、紫外線をまともに浴びてしまう状態にあるためです。
そのため、紫外線の刺激によって皮膚を守るためのメラニン色素が発生し、色素がそのまま沈着してシミになってしまうのです。
そのほかには、遺伝も考えられます。
さらに水仕事などをすることが多い場合には、洗剤などの刺激によって炎症を起こし、シミになってしまう場合も考えられます。
10代で手の甲にシミができる原因は?
10代の方で、手の甲にシミができて悩んでいる方は少なからずいるのではないでしょうか?
10代のうちに手の甲にシミができてしまう原因として考えられるのは、紫外線による刺激です。
紫外線を浴びることでメラニン色素が発生するのはもちろんのこと、紫外線の刺激によって皮膚が傷つくことにより、メラニン色素が増えてしまいます。
基本的に、10代はターンオーバー(新陳代謝)が活発であるため、メラニン色素が発生しても排出されやすいです。だからこそ、10代のうちはシミになりづらく、20代、30代と年を重ねてターンオーバーの機能が落ちてきたころに同じように日焼けをしてしまうとシミになりやすい傾向にあります。
ただし、だからといって10代だから絶対にシミにならないというわけではありません。
若いからといって何の対策もせず、紫外線を浴び続けていれば、10代であっても手の甲にシミができる可能性は十分にあるのです。
若くても、しっかり予防することが大切ですよ。
手の甲のシミの対策法・予防法
手の甲にできるシミを予防したいのであれば、外出するときにはしっかり日焼け止めを塗っておきましょう。ただし、日焼け止めは一度塗ったら一日安心、というわけではありません。
夏場は汗をかくため、2時間に1回は塗りなおすと良いでしょう。冬場でも3時間に1回程度塗りなおすと、手の甲を紫外線から守ることができます。そのほか、栄養バランスを考えた食事を摂取することも重要です。
とくにブロッコリーやキウイ、カボチャなどに含まれるビタミンC、ビタミンEなどは肌に良いので、おすすめです。そのほか、ネギやニラ、生姜といった体を温める食品も気を付けて摂取するようにしましょう。トマトに含まれるリコピンも抗酸化作用があるため、シミ予防に適した食べ物といえます。
もしシミができてしまったら、気になるからとこするのはやめておきましょう。こすって肌に余計な刺激を与えてしまうと、よりシミが濃くなったり、大きくなったりする可能性があります。シミができた時には、なるべく刺激しないのが正解です。
手の甲のシミのレーザー治療について
手の甲にできてしまったシミを消すには、食事の改善や美白化粧品の使用だけでは難しいです。これらのセルフケアでもシミを薄くする効果はあるかもしれませんが、完全に消すまでには至りません。
そのため、シミを消すためには、美容クリニックなどで施術を受ける必要があります。
手の甲にできてしまったシミを消すためには、レーザー治療を行います。ここでは、手の甲のシミ取りで使用するレーザーや、かかる費用について解説します。
手の甲のシミ取りで使用するレーザー
手の甲にできたシミを消すためにはレーザー治療が適していますが、シミの種類や治療する箇所によって使用するべきレーザーの種類が異なります。そのため、美容クリニックの医師とよく相談をして、自分の肌質に合う治療法を確認しておく必要があります。
- ピコレーザー
- フォトフェイシャル
- Qスイッチ付きレーザー
たとえば、短い照射時間でメラニン色素を破壊したいなら、ピコレーザーがおすすめです。ピコレーザーには、ピコトーニングやピコフラクショナル、スポット照射などの、さまざまな照射方法があります。
ピコトーニングは、シャワーのようにレーザーを照射する方法であり、肝斑などに効果が期待できます。手の皮膚に与えるダメージも少なく、肌のトーンを上げてくれるので美肌効果もあります。
ピコフラクショナルも同じくシャワーのようにレーザーを照射する方法ですが、シミを消す以外にも肌の潤いを取り戻すことができます。濃いシミには、ピンポイントでレーザー照射が可能なスポット照射がおすすめです。
フォトフェイシャルは、いわゆる光治療と呼ばれるものであり、個人の肌に合った光線を照射できるのが強み。1回の治療で高い効果を得ることができ、肌への負担が少ないのがポイントです。
また、まだ表に出てきていないシミ予備軍にも働きかけられる可能性があるのも、フォトフェイシャルならではといえるでしょう。
そのほか、Qスイッチ付きレーザーには、ルビーレーザー、アレキサンドライトレーザー、ヤグレーザーなどの種類があります。シミの種類や状態に応じて使い分けることが大切です。とくに、黒くて濃いシミであればQスイッチルビーレーザーがおすすめといえるでしょう。
レーザー治療でシミを消したい場合は、どの治療を選択するのかにもよりますが、1回限りではなく間をあけて2~3回施術を受けることで効果が見込めます。
手の甲のシミ取りレーザーにかかる費用
手の甲のシミ取りレーザー治療を行う場合には、かかる費用は施術方法やシミの範囲、種類によって異なります。たとえば、ピコレーザーの場合は1回あたり11,000~25,000円程度ですが、回数ではなく、シミの大きさによって料金を設定しているクリニックもあります。
また、ピコレーザーとはいっても、どの照射方法を選ぶかによって料金が異なるため気を付ける必要があります。Qスイッチ付きレーザーも種類によって料金が異なりますが、相場としては1回あたり6,500~40,000円程度。こちらも、機械の種類だけでなくシミの大きさによって料金設定している場合もあります。
フォトフェイシャルは40,000円前後で、初回のみ安くできるクリニックなどもあります。
まとめ
本記事では、手の甲のシミ取りについて詳しく解説しました。手の甲は服で守られていないため、日焼けをしやすく、シミができやすい部位でもあります。
そのため、外出の際などには、忘れずに日焼け止めを塗るのがおすすめです。もしシミができてしまったら、美容クリニックなどでレーザー治療を受けると良いでしょう。
レーザー治療ではメラニン色素を破壊するため、シミを消す効果が期待できます。料金はクリニックや選ぶ施術方法によって異なりますが、料金だけで選ぶのではなく利便性や治療方法を考慮して、評判がよく、信頼できる医師のいるクリニックで治療を行うことでシミのない美しい手を取り戻せるでしょう。
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効果的な治療方法があります
老人性色素斑 | 肝斑 |
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日焼け跡に色素が沈着してしまったもの | ホルモンバランスの乱れが原因 |
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【効果的な治療法】 ・レーザー治療 ・外用内服治療 | 【効果的な治療法】 ・ピコトーニング |
そばかす | 炎症後色素沈着 |
雀卵斑(じゃくらんはん)とも呼ばれる小さなシミの集まり | ニキビや虫刺されに伴う炎症 |
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【効果的な治療法】 ・ピコスポット | 【効果的な治療法】 ・外用内服治療 |
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美容皮膚科でできるシミ治療の種類
- ケミカルピーリング
皮膚表面の角質を除去してターンオーバーを整える - イオン導入
皮膚に微弱な電流を流して美容成分を肌の奥に浸透させる - ピコレーザー
レーザーを照射し、メラニン色素を破壊 - ダーマペン
細い針で皮膚表面に穴を作り、自然治癒力やターンオーバーを整える - ポテンツァ
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更にこれらのシミは
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太田母斑 | 扁平母斑 |
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アザのようなシミで顔の片側にみられることが多い | 茶色いシミのようなもので身体のどこにでも生じる |
異所性蒙古斑 | 外傷性色素沈着 |
お尻の周辺ではない部位にあり、大人になっても消えないようなシミ | ケガなどの外傷が原因で生じた、シミやアザ |
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これらのシミは保険適用でレーザー治療できる可能性があります。
皮膚科でシミ治療
監修医師
立花 義浩
- 資格
- 精神保健指定医
日本精神神経学会専門医・指導医
麻酔科標榜医
日本医師会産業医
日本体育協会スポーツドクター
- 経歴
- 北海道大学精神医学教室、北海道大学救急医学教室、東京慈恵医大救急医学教室にて修練を重ねた経験をもつ。また、銀座にて美容皮膚科医として、都内皮膚科クリニックにて、皮膚科医としての勤務経験をもつ。
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