顔のシミの原因は?顔のシミの対策法について解説!

気が付いたら顔にシミができてしまった、と悩んでいる人もいるのではないでしょうか?

顔にシミができてしまうのには、原因があります。

原因を知ることで予防が可能なので、まずはなぜ顔にシミができてしまうのかを知っておく必要があるでしょう。

それでもシミができてしまったなら、美容皮膚科でシミ取りの施術を受けるのがおすすめです。

本記事では、顔にシミができてしまう原因やシミ取り方法について詳しく解説します。

顔のシミの原因

顔にシミができる原因として考えられる1番の原因は、紫外線です。

太陽の光に含まれる紫外線を直接皮膚に浴びることで、紫外線の刺激から皮膚を守るためにメラニン色素が生成されます。

メラニン色素が酸化して黒色に変化し、色素沈着を起こすことでシミとなってしまいます。

また、紫外線を長期間浴び続けると肌の再生力が低下してしまい、ターンオーバーが乱れることによってメラニンを排出する機能も低くなり、結果としてシミができやすくなってしまいます。

そのほか、肌が乾燥し続けることでもともとあるバリア機能が損なわれてしまい、ターンオーバーの乱れを引き起こすことから、肌の乾燥によってもシミができやすくなります。

糖質の過剰摂取などの食生活の乱れ、ホルモンバランスの乱れ、睡眠不足やストレスによってシミができやすくなることもあるので注意しましょう。

顔のシミの種類

シミにはさまざまな種類がありますが、顔にできるシミには主に以下のような種類があります。

顔のシミの種類
  • 老人性色素斑
  • 炎症後色素沈着
  • 肝斑
  • そばかす

老人性色素斑は、おもに紫外線が原因で引き起こされるシミです。

紫外線を長期間浴び続けるとできるシミであり、早ければ20代からできてきます。

年齢が若いうちはターンオーバーが活性化しているため、黒色メラニンは体外に排出されますが、年を重ねるとその分ターンオーバーが乱れ、黒色メラニンを排出しきれなくなってしまうのです。

そのため、排出しきれなかった黒色メラニンが皮膚に沈着してしまい、シミになります。

また、炎症後色素沈着は、肌に炎症が起きることで作られる黒色メラニンが皮膚に沈着してできるシミです。

とくに日焼けは肌が軽いやけどをしている状態であるため、炎症後色素沈着が起こりやすくなってしまいます。

そのほか、肝斑は女性ホルモンの乱れが原因といわれているシミです。

そばかすに関しては、遺伝的なものが大きく左右するシミになります。

顔のシミの対策・予防方法

顔にできるシミを予防する、今以上にひどくならないようにするためには、紫外線対策が重要です。

決して遅すぎるということはないため、顔のシミが気になるなら紫外線対策をしましょう。

具体的には、外に出る際は必ず日焼け止めを塗るようにします。

効果を持続させたい場合は夏は約2時間おきと頻繁に塗りなおす必要がありますが、冬は3時間おきくらいで大丈夫です。

また、帽子をかぶる、UVカットの機能が付いたサングラスを付けるなど、できるだけ皮膚が露出しないように注意しましょう。

日焼け止めと帽子・日傘・サングラスなどを併用するとより効果的です。

そのほか、基礎化粧品にも注意しましょう。

なるべく刺激の少ない洗顔料で顔を洗う、洗顔後や入浴後にタオルできつく顔をこすらないなど、皮膚に刺激を与えないようにすることが大切です。

そして、今以上シミを悪化させたくない場合にはバランスの良い食事を心がけることも大切です。

肌に良いビタミンCやビタミンE、抗酸化作用のあるリコピンなどを積極的に摂取するようにしましょう。

おすすめの食材はアセロラやブロッコリー、トマト、ニンジンなどです。

消せない顔のシミは皮膚科でシミ取りをしよう

いくら丁寧に手入れをし、紫外線を避けたとしても、顔のシミを増やさないように注意はできますが現在あるシミを消せるわけではありません。

そのため、シミを消したい場合には美容皮膚科で施術を受ける必要があります。

シミを消すための施術は、一般的にはレーザー治療になります。

レーザー治療にはいくつかの種類があり、シミの種類によっては施術をすることでひどくなる場合もあるため、注意が必要です。

ここでは、顔のシミにおすすめのレーザー治療を紹介しますが、美容皮膚科でシミ治療を行う場合、そのほとんどが自由診療となります。

なぜなら、シミの治療は病気やけがの治療ではなく、美容目的だからです。

よって料金がどのくらいかかるのかを事前に必ず確認しておくようにしましょう。

顔のシミにおすすめのレーザー

顔のシミにおすすめのレーザーには、以下のような種類があります。

それぞれどのような治療法になるのかを詳しくみていきましょう。

レーザーの種類
  • Qスイッチヤグレーザー
  • ピコレーザー
  • レーザートーニング
  • フォトプラス

Qスイッチヤグレーザー
Qスイッチヤグレーザーは、2つの波長を使い分けることができるレーザー機器であり、短時間で高いエネルギーを与えることができるのが特徴です。

メラニン色素をレーザーで破壊してシミを消すことができ、輪郭のはっきりしたシミやそばかすなどにおすすめです。

ただし、肝斑の場合は悪化する可能性があるため、やめておくほうが良いとされています。

ピコレーザー
ピコレーザーは、ピコ秒単位(1兆分の1秒)でレーザーを照射することができるため、照射時間が短くて済み、その分肌への負担が少ないのが特徴のレーザーです。

従来のレーザーよりも細かくメラニン色素を砕くことができ、シミや肝斑に効果があります。

また、ピコレーザーはピコトーニングやピコフラクショナル、ピコスポットなどの照射を使い分けることが可能です。

たとえば、患部に不要な刺激を与えず、悪化させることなく治療ができるため、肝斑に関しては低出力のピコトーニングがおすすめです。

シミにレーザーを集中的に照射して消したいなら、ピコスポットが良いでしょう。

このように、ピコレーザーは顔のシミの種類に合わせて照射方法を変えられるのが強みです。

レーザートーニング
レーザートーニングは、低出力のレーザーを照射するのが特徴で、皮膚へほとんどダメージを与えることなく治療が可能です。

また、顔の広範囲に照射が可能であり、なおかつ施術時間が短いのも強み。

ダウンタイムもほとんどないため、施術後でも問題なく日常生活を送れるでしょう。

レーザートーニングはシミやそばかす、肝斑などさまざまな種類のシミに対応できます。

フォトプラス
フォトプラスは、シミやそばかすなどを薄くする効果が期待できます。

いわゆる光治療と呼ばれるものであり、レーザーとは異なる複数種類の光を照射することでシミがかさぶたになります。

かさぶたになったシミは、1週間程度で剥がれ落ちます。

小さなシミやそばかすの場合は完全に消すことも可能ですが、大きいシミになると完全に消すことは難しく、消えたように見えても組織が残ってしまっている場合があるため、注意しましょう。

どの種類のレーザー治療を受けるとしても、1回だけでは大きな効果は望めません。

シミを消したいと考えているなら4~5回程度定期的に通うことが大切です。

クリニックによっては数回セットで料金が割引されている場合もあるため、自分に合ったプランを展開しているクリニックを見つけるようにしましょう。

まとめ

本記事では、顔にシミができる原因や予防方法、治療方法について詳しく解説しました。

顔にシミができてしまったら、ひとまず今以上に悪化しないように日焼け止めや帽子、サングラス、日傘などを駆使して肌を守るようにしましょう。

もしもシミを消したいと考えているなら、美容皮膚科での治療をおすすめします。

レーザー治療や光治療を受けることで、美しい肌を取り戻せるでしょう。

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MBCのシミ治療とは?

  • 美容皮膚科との連携
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    プライバシーに配慮した完全個室での施術が受けられる
  • 土日祝日も診療
    平日忙しくて通院できない方も利用しやすい

シミの状態によって
効果的な治療方法があります

老人性色素斑肝斑
老人性色素斑肝斑
日焼け跡に色素が沈着してしまったものホルモンバランスの乱れが原因
【効果的な治療法】
・レーザー治療
・外用内服治療
【効果的な治療法】
・ピコトーニング
そばかす炎症後色素沈着
そばかす炎症後色素沈着
雀卵斑(じゃくらんはん)とも呼ばれる小さなシミの集まりニキビや虫刺されに伴う炎症
【効果的な治療法】
・ピコスポット
【効果的な治療法】
・外用内服治療

美容皮膚科でシミ治療

美容皮膚科でできるシミ治療の種類

  • ケミカルピーリング
    皮膚表面の角質を除去してターンオーバーを整える
  • イオン導入
    皮膚に微弱な電流を流して美容成分を肌の奥に浸透させる
  • ピコレーザー
    レーザーを照射し、メラニン色素を破壊
  • ダーマペン
    細い針で皮膚表面に穴を作り、自然治癒力やターンオーバーを整える
  • ポテンツァ
    ダーマペンの進化版。針先から出す熱エネルギーで肌細胞を活性化させる
  • フォトフェイシャル(ステラM22)
    6種類の波長フィルターを症状別に選んでアプローチ

更にこれらのシミは
保険適用で治療できる可能性があります

太田母斑扁平母斑
太田母斑
アザのようなシミで顔の片側にみられることが多い茶色いシミのようなもので身体のどこにでも生じる
異所性蒙古斑外傷性色素沈着
外傷性色素沈着
お尻の周辺ではない部位にあり、大人になっても消えないようなシミケガなどの外傷が原因で生じた、シミやアザ

皮膚科でシミ治療

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監修医師

立花 義浩

資格
精神保健指定医
日本精神神経学会専門医・指導医
麻酔科標榜医
日本医師会産業医
日本体育協会スポーツドクター
経歴
北海道大学精神医学教室、北海道大学救急医学教室、東京慈恵医大救急医学教室にて修練を重ねた経験をもつ。また、銀座にて美容皮膚科医として、都内皮膚科クリニックにて、皮膚科医としての勤務経験をもつ。

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