唇にシミができる原因は?美容皮膚科での治し方を解説!

唇にシミがあると老けて見えたり、何かついていると思われたり、お悩みの方も多いのではないでしょうか?
シミが唇にできる原因はいくつかあり、治すにはレーザー治療がおすすめです。
この記事では、唇にシミができる原因や、美容皮膚科での治し方を解説します。
唇のレーザー治療にかかる料金の相場も解説するため、ぜひ参考にしてみてください。
唇にできるシミの原因

唇はシミができやすい部分で、さまざまな原因でシミが形成されます。
- 紫外線
- 摩擦などの刺激
- 色素沈着
- 乾燥
- 加齢
- 静脈湖
唇は他の皮膚と比べて皮膚が薄く、メラニン色素が少ないため紫外線の影響を受けやすくなっています。
しかし、1年中日光に晒されているにもかかわらず、UVケアを怠っている人も少なくありません。
唇が紫外線を浴びるとメラノサイトが活性化され、メラニンが過剰に生成されてシミができます。
また、唇は皮膚が薄いため、摩擦によって角質層が剥がれ落ちやすいという特徴があります。
角質層が剥がれてしまうと唇のバリア機能も低下し、少しの刺激でシミになる可能性が高まります。
色素沈着は摩擦や乾燥によって、唇の切れや炎症が繰り返されて発症されるため注意が必要です。
口紅やリップなどのメイクが唇に残っていると、メイクの色素が紫外線を浴びて酸化し、色素沈着を起こす場合もあります。
一方、静脈湖は毛細血管が拡張し、2~10㎜ほどの青紫色の隆起物ができる良性の腫瘤です。
大きいもので10㎜ほどの大きさになり、自然治癒はしないため除去が必要になります。
唇は紫外線や摩擦・乾燥などの刺激を受けやすくシミが発生しやすいため、しっかりとクレンジングをおこない、保湿を徹底しましょう。
唇にできるほくろとシミの見分け方
唇にできた黒い斑点が、シミかほくろか見分けがつかない方も多いのではないでしょうか。
唇にできるほくろとシミの見分け方は、色や大きさ・膨らみ方などです。
シミはメラノサイトで過剰に生成されたメラニンが蓄積され、地肌よりも茶色や灰色に見える部分です。
大きさはさまざまで3㎜以上の大きさになる場合もあり、膨らみはありません。
一方、ほくろは良性の「母斑細胞」が、一部に固まって増殖して出来上がります。
メラニン色素を作る細胞であるメラノサイトが変化した細胞のこと
ほくろは1~2㎜程度の大きさが多く、黒っぽい色をしており膨らみがあります。
シミとほくろの治療方法は異なるため、正しく見分けることが重要です。
唇にできたシミがほくろかどうかは、色や大きさ・膨らみの有無で見分けられます。
自分で見分けがつかない場合は、美容皮膚科やクリニックなどで医師に診断してもらい、最適な治療を提案してもらいましょう。
唇のシミの治し方

唇のシミを治すにはレーザートーニングやQスイッチレーザーなど、レーザー治療が効果的です。
- レーザートーニング
- ピコトーニング
- ピコスポット
- Qスイッチヤグレーザー
- ヴィーナスヴェルザ(IPL)
レーザートーニングは一般的なレーザーよりも、出力の低いレーザーを照射してメラニンを破壊します。
低出力のレーザーのためダウンタイムはほとんどありませんが、施術間隔を1週間ほどあけて5~10回程度の施術が必要です。
Qスイッチヤグレーザーは出力の違う、2種類のレーザーを使い分けて照射します。
高い出力のレーザーを照射するため、1回の施術で唇のシミの除去が可能です。
ヴィーナスヴェルザはIPLと呼ばれる、波長の異なる光を照射してシミを除去します。
施術間隔は3週間〜1ヶ月ほどあけ、複数回の照射が必要となります。
IPLはレーザーと異なり、コラーゲンの生成を促し、美肌効果も期待できます。
レーザーによって照射回数や施術期間が異なるため、スケジュールやトータル費用を踏まえて検討しましょう。
ダウンタイムが少なく、複数回の施術で治療したい方は、出力の弱いレーザートーニングがおすすめです。
一方、1回の施術で唇のシミを除去したい方は、高出力のQスイッチヤグレーザーを選択しましょう。
唇のシミを除去しつつ、ハリやうるおいを固めたい方は、コラーゲンの生成を促すIPLでの治療がおすすめです。
唇のシミは美容皮膚科でのレーザーが効果的
唇のシミには施術効果の高い、美容皮膚科でのレーザー治療がおすすめです。
- シミにピンポイントで照射できる
- 1回で効果が感じられる
- ダウンタイムが少ない
- リスクが低い
レーザー治療はシミにピンポイントで照射でき、他の正常な皮膚に刺激を与えずに施術が可能です。
1回の施術で得られる効果が高く、早くシミをなくしたい方や、忙しくて何度もクリニックに通えない方におすすめの治療法といえます。
また、レーザー治療は色素沈着や傷跡などのリスクがありますが、唇は副作用が出にくい部位です。
出力の高いQスイッチヤグレーザーを使用してシミ取りをおこなっても、色素沈着や傷跡が残りにくいため副作用が心配の方も安心して施術を受けられます。
唇のシミ取りレーザーの施術時間は短く、照射自体は1分程度で完了します。
施術直後はヒリヒリやチクチクとした軽い灼熱感が1時間ほど続きますが、当日中に収まります。
シミ取りレーザーの照射後は、皮膚のバリア機能が低下しているため保湿の徹底が必要です。
施術当日はリップクリームや保湿クリームを使用して乾燥を防ぎ、口紅やティントなどのメイクは避けましょう。
唇のシミ治療でかかるレーザーの料金
唇のシミ治療は自由診療のため、美容皮膚科やクリニックによって料金が異なります。
多くのクリニックではシミの大きさによって、料金が設定されています。
また、使用するレーザーやシミの個数によっても、料金が大きく左右されます。
シミの大きさ・部位 | 料金 |
---|---|
長径3mm以上5㎜未満 | 11,000円 |
長径5mm以上10㎜未満 | 16,500円 |
長径10㎜以上 | 22,000円 |
上口唇または下口唇(個数制限なし) | 33,000円 |
上下口唇 (個数制限なし) | 49,500円 |
美容皮膚科によっては個数制限なしの、一律料金で唇のシミを除去できるプランもあります。
また、他部分のシミ取りとセットで行うと、お得に施術できる場合もあります。
唇のシミ取りにかかる料金は美容皮膚科やクリニックによって大きく異なるため、ホームページや電話などで確認してみましょう。
レーザー治療を受けるには、施術料金以外に以下の費用がかかる場合があります。
- 初診料
- 再診料
- カウンセリング代
- 麻酔代
- 薬代
唇のシミ取りレーザーの施術を受ける際は、トータルの費用を考慮して美容皮膚科を選択しましょう。
まとめ

唇のシミはファンデーションやコンシーラーで隠しにくいため、レーザーで消したいとお悩みの方も多いでしょう。
- 唇にできるシミの原因は、紫外線や摩擦・乾燥・色素沈着・加齢などがある
- 唇にできるほくろとシミは、膨らみ具合や色で見分けられる
- 唇のシミは効果が高く、リスクの低いレーザー治療がおすすめ
- 唇のシミにはレーザートーニング・Qスイッチヤグレーザーが効果的
- 唇のシミは保険適用外のため、美容皮膚科やクリニックによって大きく異なる
顔の中でも唇はレーザーによる色素沈着や傷跡など、副作用が出にくい部位といわれています。
また、ダウンタイムもほとんどないため、リスクも低く安心して受けられる施術です。
唇のシミにお悩みの方はぜひ美容皮膚科のレーザー治療をおこなって、自信のある口元を手に入れましょう。
シミは皮膚科で一緒に治そう

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MBCのシミ治療とは?
- 美容皮膚科との連携
シミの種類に合わせて保険適用・自由診療をご提案 - 最新機器の導入
最新のレーザー機器や治療法を取り入れ、効果的な治療を目指している - 女性医師による丁寧な診察
女性医師が診療を担当しているため、女性ならではの悩み相談もしやすい - 完全個室
プライバシーに配慮した完全個室での施術が受けられる - 土日祝日も診療
平日忙しくて通院できない方も利用しやすい
シミの状態によって
効果的な治療方法があります
老人性色素斑 | 肝斑 |
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日焼け跡に色素が沈着してしまったもの | ホルモンバランスの乱れが原因 |
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【効果的な治療法】 ・レーザー治療 ・内服・外用内服治療 | 【効果的な治療法】 ・ピコトーニング |
そばかす | 炎症後色素沈着 |
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雀卵斑(じゃくらんはん)とも呼ばれる小さなシミの集まり | ニキビや虫刺されに伴う炎症 |
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【効果的な治療法】 ・ピコスポット | 【効果的な治療法】 ・内服・外用内服治療 |
美容皮膚科でシミ治療
美容皮膚科でできるシミ治療の種類
- ケミカルピーリング
皮膚表面の角質を除去してターンオーバーを整える - イオン導入
皮膚に微弱な電流を流して美容成分を肌の奥に浸透させる - ピコレーザー
レーザーを照射し、メラニン色素を破壊 - ダーマペン
細い針で皮膚表面に穴を作り、自然治癒力やターンオーバーを整える - ポテンツァ
ダーマペンの進化版。針先から出す熱エネルギーで肌細胞を活性化させる - フォトフェイシャル(ステラM22)
6種類の波長フィルターを症状別に選んでアプローチ
更にこれらのシミは
保険適用で治療できる可能性があります
太田母斑 | 扁平母斑 |
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アザのようなシミで顔の片側にみられることが多い | 茶色いシミのようなもので身体のどこにでも生じる |
異所性蒙古斑 | 外傷性色素沈着 |
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お尻の周辺ではない部位にあり、大人になっても消えないようなシミ | ケガなどの外傷が原因で生じた、シミやアザ |
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これらのシミは保険適用でレーザー治療できる可能性があります。
皮膚科でシミ治療
監修医師
立花 義浩
- 資格
- 精神保健指定医
日本精神神経学会専門医・指導医
麻酔科標榜医
日本医師会産業医
日本体育協会スポーツドクター
- 経歴
- 北海道大学精神医学教室、北海道大学救急医学教室、東京慈恵医大救急医学教室にて修練を重ねた経験をもつ。また、銀座にて美容皮膚科医として、都内皮膚科クリニックにて、皮膚科医としての勤務経験をもつ。
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