シミ

MBC麻布十番(皮膚科)は、美容皮膚科も併設しているクリニックです。

シミ治療にも力を入れており、肌治療において経験豊富な医師がシミのお悩みを一緒に解決致します。

MBCのシミ治療とは?

  • 美容皮膚科との連携
    シミの種類に合わせて保険適用・自由診療をご提案
  • 最新機器の導入
    最新のレーザー機器や治療法を取り入れ、効果的な治療を目指している
  • 女性医師による丁寧な診察
    女性医師が診療を担当しているため、女性ならではの悩み相談もしやすい
  • 完全個室
    プライバシーに配慮した完全個室での施術が受けられる
  • 土日祝日も診療
    平日忙しくて通院できない方も利用しやすい

シミとは?

夏の強い日差しでダメージを受けた肌にシミができて気になる季節です。シミは子供の頃から長年の間、少しずつ紫外線のダメージを受け続けた皮膚に生じる変化で、初期には肌のくすみ程度で気が付かれないことが多いのですが、日焼けした後に突然色が濃くなり目立ってきます。

一度できてしまったシミは自然に消えることは期待できず、美白効果をうたった化粧品を試してもなかなか効果が見られなくて、悩みのタネになることも少なくありません。
また、一般にシミと言われているものの中には原因や治療法の異なる病態がいくつか含まれています。シミにはどのような種類のものがあるのか、シミと区別する必要のある病気、シミの治療法などについてまとめてみました。

シミの種類

一言でシミといっても、原因や症状の異なるさまざまなタイプのものが含まれています。おもに次のように分類できます。

老人性色素斑(=狭義のシミ)

老人性色素斑

もっとも一般的に見られる代表的なシミです。
紫外線による皮膚のダメージが主な原因で、長年日光に暴露されてきた顔面や腕、手の甲などにできます。「老人性…」と病名には付いていますが、必ずしも高齢者だけに見られるわけでなく、早い人では20歳台で症状が現われることもあります。

炎症後色素沈着

炎症後色素沈着

ニキビや虫刺されなどが原因の炎症です。
炎症が長引くことで、色素を作るメラノサイトが活性化してメラニン色素が多くなり、症状が収まったあとも沈着をしてシミのようになってしまいます。
時間が経つことで薄くなっていきます。

肝斑(かんぱん)

肝斑

女性に多い、両頬に左右対称性に広がるシミです。
妊娠・出産をきっかけに現われることがあります。また、日光に当たると悪化するので、夏になると色が濃くなる傾向があります。
過労やストレス、ある種の薬剤(経口避妊薬、抗てんかん薬などの一部)も症状を悪くする要因です。

光線性花弁状色素斑(こうせんせいかべんじょうしきそはん)

プールや海で日焼けをした後に、肩や背中の上のほうにできてくるシミで、金平糖あるいはカラスの足跡のような形をしています。
各種レーザー治療が有効です。

ソバカス

雀卵斑(じゃくらんはん)ともいいます。
典型的なソバカスは3歳頃から顔面、頸部、前腕などの紫外線が当たる部位に、直径3mm程度の類円形、表面平坦な褐色斑が多発します。
紫外線の多い夏季に色が濃くなり、冬季に薄くなるのが特徴です。年齢が増すとともに、数が増え、色調が濃くなります。

脂漏性角化症(しろうせいかっかしょう)

老人性疣贅(ろうじんせいゆうぜい)ともいいます。
シミが少し盛り上がったように見えるものですが、隆起の程度はさまざまで、ほんのわずかに厚みが増した程度のものから、イボのように大きく出っ張ったものまであります。また、色も黒いもの、褐色のもの、少し赤くなったもの、肌色のものなど種々です。この中で色が黒くて、隆起の少ないものがシミの範疇に入ります。

更にこれらのシミは
保険適用で治療できる可能性があります

太田母斑扁平母斑
太田母斑
アザのようなシミで顔の片側にみられることが多い茶色いシミのようなもので身体のどこにでも生じる
異所性蒙古斑外傷性色素沈着
外傷性色素沈着
お尻の周辺ではない部位にあり、大人になっても消えないようなシミケガなどの外傷が原因で生じた、シミやアザ

皮膚科で受けられるシミ治療の種類

シミの治療では、シミの種類や症状に応じて様々な治療法が選択されます。シミの種類の中には、保険診療で治療が可能な種類もありますので、医師がシミの種類を的確に診断を行い、最適な治療法をご提案します。

治療メニュー老人性色素斑肝斑炎症後色素沈着そばかす



塗り薬ハイドロキノン
トラネキサム酸
レチノイン酸
ビタミンC誘導体ローション
アスタキサンチン配合ジェル
VCステック
飲み薬トラネキサム酸錠
ユベラ錠
ハイチオール錠
シナール配合錠




施術サリチル酸マクロゴールピーリング
イオン導入
ピコレーザー治療
ダーマペン
ポテンツァ

シミの治療法【薬剤やレーザー施術の種類】

シミを予防するためには徹底した紫外線対策が必要です。夏の海やプールに行く時は勿論のこと、天気の良い日に外出する時は常に日焼け止めを使用するようにしましょう。
また過度のストレスや過労はシミを悪化させることがありますので、体調の管理も大切です。
できてしまったシミの治療は、以下のようなものが代表的です。どの治療法を選択するのかはケース・バイ・ケースになりますので、専門の医師にご相談下さい。

【外用剤】

HQ4(ハイドロキノン4%クリーム)5g

ハイドロキノンには、メラニンの生成を抑制する働きがあり、肌の色素沈着(シミやそばかすなど)を薄くする効果があります。


トラネキサム酸5%ローション 50ml

トラネキサム酸とは、人工的に作られたアミノ酸のひとつで、炎症や口内炎の治療薬としても知られています。プラスミンと呼ばれるたんぱく質の生成を抑える「抗プラスミン」の働きによって、メラノサイトの活性化を抑えることができます。


レチノイン酸クリーム0.05% 5g

レチノイン酸は、ビタミンA誘導体で、皮膚の細胞の入れ替わりやターンオーバーの促進効果があり、皮膚の細胞内に溜まったメラニンを排出することによって美白になる効果もあります。

ビタミンC誘導体ローション50ml

ビタミンC誘導体ローションは、ビタミンCと比べ何十倍と皮膚に浸透しやすい特徴をもち、メラニン色素の生成の抑制や肌老化の原因を取り除くことで、肌のくすみをなくす効果があります。

アスタキサンチン配合ジェル

アスタキサンチン配合ジェルは、強い抗酸化力をもっており、紫外線などによって発生する活性酸素から肌を守ることができるほか、メラニン生成の抑制をする効果もあるため、シミ改善などの美白効果があります。

VCステック(油溶性VC誘導体 85%配合)8.5g

VCステックは、経皮吸収型のビタミンC誘導体の中でも最も安定性に優れたもので、皮脂の酸化を防止し、皮膚のバリア機能を高めることによって、水分の蒸発を抑制する効果があります。

【内服剤】

トラネキサム酸250㎎ 2錠/日 又は 3錠/日

トラネキサム酸には外用薬と内服剤の両方があります。医師がシミの悩みに合わせて適切な方を処方いたします。


ユベラ錠 50㎎ 2錠/2×

ユベラは主に、ビタミンEの欠乏症や末梢循環障害の治療目的で使用されますが、肌の酸化を抑え、新陳代謝を促進する効果も期待されているため、美容に対する効果も発揮されます。


ハイチオール錠80 2錠/日 又は 3錠/日

ハイチオール錠は、L‐システインを主成分とした錠剤で、皮膚のターンオーバーを促す、メラニン色素の生成を抑制する効果があるため、シミ治療で処方される薬剤の1つです。


シナール配合錠 2錠/日 又は 3錠/日

シナール配合錠は、コラーゲンの生成を促して肌のハリを保つほか、抗酸化作用によって皮膚細胞の老化を防ぐ効果があり、美容医療で処方される薬剤です。

【その他(シミ取りレーザー)など】

サリチル酸マクロゴールピーリング

濃度30% PH1.7という強酸のサリチル酸(BHA)を使用し、角質層のピーリングを行うことで、シミの治療を行います。安全性が高く、副作用の心配がないのが特徴です。


イオン導入

イオン導入とは、薬剤の成分を肌のすみずみまでより深く送り届けるための施術です。
当院では、ピーリング治療と同時にイオン導入をすることによって、薬剤に含まれる有効成分を肌の奥深くまで浸透させることができます。

ピコレーザー治療

ピコレーザー機器

ピコレーザーには以下の特徴を持った3種類の照射モードがあります。


ダーマペン治療

ダーマペン治療で使用される「ダーマペン4」は、皮膚の表皮層に微細な穴を無数に開けることによって、肌の自然治癒力を利用して肌を再生させる治療になります。

ダーマペンはアメリカのFDA(日本の厚生労働省にあたる機関)より承認を得ている医療機器で、痛みが少なくダウンタイムも少ないのが特徴です。


ポテンツァ治療

ポテンツァ治療は、微細な針を皮下へ刺入し、針先からRF(高周波)を照射する治療です。

熱エネルギーによる肌の活性に加えて、極細針によってできた傷が回復する過程でも創傷治療効果が働くことで、シミや肝斑といった肌悩みへの効果が期待できます。

皮膚科でのシミ治療の流れ

カウンセリング予約
ご都合の良い日時のご予約をお取りください。
医師とのカウンセリング・診療
経験豊富なドクター・スタッフがお客様一人ひとりの症状やお肌状態を拝見して、ご要望に応じて自費診療と保険診療を組み合わせるなど、患者様に寄り添った診療を致します。気になることは何でもご相談ください。
担当医師・スタッフによる施術
患者様のお肌の状態にあわせて施術をさせていただきます。よりリラックスしていただけるよう、スタッフ一同最大限の気配りでご案内いたします。お顔の施術の場合は、事前にメイクを落としていただく必要がございます。
施術後のアフターケア
施術後、今後の経過やケアの方法などをお伝えいたします。また、経過観察として後日ご来院いただく場合があります。

シミ治療に関するよくある質問

シミ治療に関するよくある質問にお答えしていきます。

レーザー治療後に気をつけなければいけないことは何ですか?

施術を行った箇所で、紫外線に当たる可能性がある部位は、日焼け止めをしっかり塗ってください。

そのほか、当日中のシャワーはしても大丈夫ですが、湯船に浸かるのは施術後2〜3日の間は控えるようにしましょう。

シミ治療に必要な日数はどのくらいかかりますか?

およそ2〜3ヶ月間の間隔での照射と通院が必要です。

シミ治療は1回の施術で消えますか?

個人差がありますが、1〜2回の施術が必要になります。

シミ治療の1回の施術でかかる時間はどのくらいですか?

施術内容や照射部位などによりますが、最短で30分〜になります。

日焼け後の肌でもシミ治療の施術は受けられますか?

基本的に日焼け直後の肌は皮膚が熱をもっている状態のため、思わぬ副作用を招く恐れがあります。日焼けが落ち着いてからの施術をおすすめします。