目元にできるシミの原因は?目の下のシミは美容皮膚科でレーザー治療!

目元や目の下にシミができると鏡を見るたびに気になるのではないでしょうか?
目元にできるシミは目立ちやすく、メイクで隠せる日中はともかく、すっぴんになる夜や朝方はより気になってしまうでしょう。
本記事では、目元や目の下のシミについてと、シミができる原因や対策方法について詳しく紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
目元にできるシミについて理解を深め、美しい目元を目指しましょう。
目の下や目元にできるシミの原因は?

目元や目の下にできるシミの原因として考えられるのは、以下の5つです。
- 紫外線
- ホルモンバランスの乱れ
- ターンオーバーの乱れ
- ストレス
- 摩擦
一般的なシミの原因として挙げられるのは紫外線で、紫外線を長期間浴び続けることでメラノサイトが活性化し、メラニン色素が過剰に作られてしまいます。
とくに目元は皮膚が薄いうえに常に外気にさらされていることから、紫外線の影響を受けやすい部位となります。
通常であれば肌のターンオーバーで体外に排出されるメラニン色素ですが、排出しきれなかったメラニン色素が蓄積することでシミとなって残ってしまいます。
ターンオーバーは加齢やストレスによって乱れてしまうため、とくに30代を過ぎたころから目元や目の下にシミが出てきてしまいます。
そのほか、生理や出産などの女性特有の生理現象によってホルモンバランスが乱れた際にも、ターンオーバーの乱れやメラニンの過剰生産がおこなわれてしまいます。
また、花粉症や皮膚炎などでまぶたをこするなどの摩擦による刺激を与えてしまうことで、炎症性の色素沈着が起こりやすくなります。
目の下や目元のシミケア・対策方法

目の下や目元にできるシミを予防するためには、なるべく紫外線を避けることが重要です。
UVカットの性能がある化粧下地を使用する、日焼け止めを使用するなどの一般的な方法のほか、つばの広い帽子やUVカット機能のあるサングラスなども効果があります。
日焼け止めと併用することで、多くの紫外線をカットできるでしょう。
そのほかには、メラニンの生成を抑制する成分が含まれている美白化粧品などもおすすめです。
また、食事の改善を行い、ビタミンCやビタミンE、βカロテン、リコピンなどメラニンの生成を抑える効果のある栄養素や、抗酸化作用のある栄養素が含まれる食品を摂取することも重要です。
上記の成分は、緑黄色野菜やレモン、アセロラ、トマトなどの野菜に含まれているため、これらをしっかり食べましょう。
バランスの良い食事はストレスを軽減し、良質な睡眠をもたらしてくれる効果も期待できます。
ただし、美白化粧品はあくまでもシミ予防に効果のある化粧品であり、肌を白くする効果はないので注意しましょう。
目の下や目元のシミにお悩みなら美容皮膚科でのレーザー治療がおすすめ

目の下や目元のシミに悩まされているなら、美容皮膚科でのレーザー治療がおすすめです。
というのも、日焼け止めや日焼け対策グッズ、美白化粧品、食事の改善はあくまでもシミ予防対策であって、できてしまったシミを完全に消すことはできないからです。
そのため、「すでにシミができてしまっているので何とかしたい」とお考えなら一度美容皮膚科に相談してみましょう。
目の下や目元のシミ取りレーザーの料金
目の下や目元のシミ取りレーザーの料金は、クリニックやシミの大きさ、種類、肌質によって料金が変わるため5,000~50,000円程度とかなり幅があります。
また、一般的に美容目的でのシミ取りは保険が適用できず自由診療になることから、より高額になりがちです。
とはいえ、小さくて薄いシミ程度であれば5,000円以下で治療できる場合もあります。
目の下や目元のシミ取りで使用されるレーザーの種類
目の下や目元のシミ取りで使用されるレーザーの種類は、おもに以下の3つです。
- レーザートーニング
- Qスイッチルビーレーザー
- ピコレーザー
シミにどのように作用するのか、1つずつ詳しく見ていきましょう。
レーザートーニング
レーザートーニングは、低出力のレーザーを広範囲に照射できるのが特徴で、レーザーでメラニン色素を分解することで、シミを取り除くことができます。
レーザーの出力が低く、肌への影響がほとんどないため、肌への刺激が少なく、シミを悪化させることなく肝斑の治療も可能です。
Qスイッチルビーレーザー
Qスイッチルビーレーザーは、目の下にできるさまざまな種類のシミに対応できるレーザー治療です。
メラニンを含んだ部分のみを的確に照射し、メラニン色素を破壊できるのが特徴で、設定された出力を均一に照射できます。
そのため、傷跡を残すことなく、皮膚の浅層から深層までシミ治療が可能です。
ピコレーザー
ピコレーザーは、レーザーの照射時間が非常に短いのが特徴で、その分皮膚への負担が少ない治療方法です。
衝撃波によってメラニン色素を細かく分解することができるため、紫外線によるシミやそばかす、肝斑などの治療が可能となっています。
また、痛みがほとんどないため、麻酔がなくても治療できるのも強みといえるでしょう。
目の下や目元のシミ取りレーザー後の注意点
目の下や目元のレーザー治療後は、肌がデリケートになっているため目元周りを触ったりこすらないように注意が必要です。
デリケートな状態の皮膚に刺激や摩擦を加えると、シミを改善したにもかかわらず、新たなシミができてしまう可能性があります。
そのため、レーザー治療後の目元は極力触ったりこすらないようにしましょう。
洗顔を行う際には、目元を優しく洗うようにして保湿力のある低刺激の化粧水や乳液を活用するようにしましょう。
また、紫外線による刺激が加わることも良くありませんので、なるべく日焼け止めをこまめに塗り、つばの広い帽子をかぶるなどして紫外線を予防することが重要です。
もしもかさぶたができたら、無理にはがさず自然にはがれるのを待つようにしてください。
目の下や目元のシミ取りレーザーをすると10年後どうなる?

目元のシミ取りレーザー治療を行ってから10年程度たつと、シミが再度できてしまう可能性があります。
シミ取りレーザー治療を行ったからといって、永久にシミができないわけではありません。
シミ取りレーザー治療を受けると徐々にシミが薄くなり、約6か月程度でシミが目立ちにくくなりますが、完全にシミを取り切れなかった場合には、10年程度たつと再発してしまうことも考えられます。
シミの目立たない状態を長くキープするためには、適切な間隔で施術を繰り返し行うことも大切です。
また、紫外線対策を行う、内服薬を服用する、外用薬を使用するなどといったアフターケアをしっかり行うことでもシミの再発を防げるでしょう。
ケアをしっかりしておけば、シミ取りレーザー治療を行った10年後でも、美しい肌をキープすることができますよ。
長くシミのない綺麗な状態を維持するためには、きちんと対策を立てて、シミができないように予防することが重要ですよ。
まとめ

本記事では、目の下や目元にできるシミの原因や予防方法について詳しく解説しました。
目の下にできるシミの原因の多くは、紫外線です。
紫外線を多く浴びることによって、メラニン色素が過剰に生成されてしまい、ターンオーバーの乱れによって排出しきれなかったメラニン色素がシミになってしまいます。
そのため、栄養バランスの良い食事や良質な睡眠を心がけ、紫外線対策をきっちり行うことによって、シミを予防できるようにしましょう。
それでもシミができてしまったという場合には、美容皮膚科でのレーザー治療をおすすめします。
レーザーの種類によっては肌への負担がなく、比較的安全にシミを取り除くことができるので、毎朝鏡を見るたびに目元のシミが気になる、という方はシミ取りレーザー治療を行って、美しい目元を取り戻しましょう。
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シミの状態によって
効果的な治療方法があります
老人性色素斑 | 肝斑 |
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日焼け跡に色素が沈着してしまったもの | ホルモンバランスの乱れが原因 |
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【効果的な治療法】 ・レーザー治療 ・外用内服治療 | 【効果的な治療法】 ・ピコトーニング |
そばかす | 炎症後色素沈着 |
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雀卵斑(じゃくらんはん)とも呼ばれる小さなシミの集まり | ニキビや虫刺されに伴う炎症 |
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【効果的な治療法】 ・ピコスポット | 【効果的な治療法】 ・外用内服治療 |
美容皮膚科でシミ治療
美容皮膚科でできるシミ治療の種類
- ケミカルピーリング
皮膚表面の角質を除去してターンオーバーを整える - イオン導入
皮膚に微弱な電流を流して美容成分を肌の奥に浸透させる - ピコレーザー
レーザーを照射し、メラニン色素を破壊 - ダーマペン
細い針で皮膚表面に穴を作り、自然治癒力やターンオーバーを整える - ポテンツァ
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更にこれらのシミは
保険適用で治療できる可能性があります
太田母斑 | 扁平母斑 |
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アザのようなシミで顔の片側にみられることが多い | 茶色いシミのようなもので身体のどこにでも生じる |
異所性蒙古斑 | 外傷性色素沈着 |
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お尻の周辺ではない部位にあり、大人になっても消えないようなシミ | ケガなどの外傷が原因で生じた、シミやアザ |
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これらのシミは保険適用でレーザー治療できる可能性があります。
皮膚科でシミ治療
監修医師
立花 義浩
- 資格
- 精神保健指定医
日本精神神経学会専門医・指導医
麻酔科標榜医
日本医師会産業医
日本体育協会スポーツドクター
- 経歴
- 北海道大学精神医学教室、北海道大学救急医学教室、東京慈恵医大救急医学教室にて修練を重ねた経験をもつ。また、銀座にて美容皮膚科医として、都内皮膚科クリニックにて、皮膚科医としての勤務経験をもつ。
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