黄ニキビを治す方法は?膿がパンパンに溜まったニキビの原因やケア法を解説

黄ニキビは、赤ニキビの炎症がさらに進み、毛穴の中に膿(うみ)がたまった状態のニキビです。

膿がパンパンにたまって痛い・かゆいときほど、自分でつぶさず、早めに皮膚科を受診するのが、跡を残さずに治す近道です。

皮膚科では、膿を出す処置(面皰圧出)や、炎症をおさえる塗り薬・飲み薬による治療を保険診療で受けられます。

この記事では、黄ニキビの特徴と原因、やってはいけないケア、皮膚科での治し方、市販薬でできること、繰り返さないためのスキンケアを、皮膚科の視点で解説します。

ニキビの状態別
おすすめのニキビ治療

白や黒のポツポツしているニキビ

白ニキビ・黒ニキビ

毛穴の詰まりを防ぐケアと、皮膚科の塗り薬がおすすめ

▼

  • やさしい洗顔
  • 保湿
  • 塗り薬/面皰圧出(皮膚科)

赤く腫れているニキビ

赤ニキビ

炎症を抑えるローションやクリームがおすすめ

▼

  • 抗菌剤
  • 炎症を抑える薬
  • 冷やす

黄色く膿んでいるニキビ

黄ニキビ

抗生物質配合の塗り薬がおすすめ

▼

  • 抗菌剤
  • 炎症を抑える薬
  • 面ぽう圧出

ニキビ跡

ニキビ跡

ニキビ跡の種類に合わせた治療がおすすめ

▼

  • ピーリング
  • イオン導入
  • フォトフェイシャル

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黄ニキビは早めに皮膚科へ|最初に知っておきたい結論

黄ニキビは、ニキビの中でも炎症が進んで膿がたまった段階で、ニキビ跡が残りやすい状態です。自分でつぶさず、早めに皮膚科で治療を受けましょう。

皮膚科での治療は、主に次の3つを組み合わせて行います。

皮膚科での黄ニキビの治し方
  • 面皰圧出:毛穴にたまった膿を、専用の器具で清潔に押し出す処置(保険適用)
  • 塗り薬:過酸化ベンゾイルやアダパレン、抗菌薬の塗り薬で炎症と毛穴の詰まりを治す
  • 飲み薬:炎症が強い・数が多いときは、抗菌薬の飲み薬を期間を区切って使う

これらは日本皮膚科学会「尋常性痤瘡・酒皶治療ガイドライン2023」で推奨されている標準的な治療で、いずれも保険診療で受けられます。

ニキビ跡のへこみ(クレーター)は、一度できると治りにくいため、膿がたまった黄ニキビほど、つぶさずに早めの治療が大切です。

黄ニキビとは?膿がたまったニキビの特徴

指で頬を抑える女性

黄ニキビとは、赤ニキビの炎症がさらに強くなり、毛穴の中に膿がたまって中心が黄色く見える状態のニキビです。

ニキビは医学的には「尋常性ざ瘡(じんじょうせいざそう)」と呼ばれる皮膚の病気で、黄ニキビは「膿疱(のうほう)」という炎症性の皮疹にあたります。

黄ニキビの特徴(痛い・かゆい・黄色い膿)

黄ニキビには、次のような特徴があります。

黄ニキビの特徴
  • 赤く腫れた中心に、黄色または白っぽい膿がたまっている
  • 赤ニキビより大きく盛り上がり、触ると痛い
  • 炎症のためにかゆみを伴うことがある
  • 膿がパンパンにたまると、皮膚が薄く透けて見える

膿は、アクネ菌と戦った白血球などが集まったもので、炎症が強く起きているサインです。

赤ニキビの段階では残らなかった跡も、黄ニキビまで進むと赤み・茶色いしみ・へこみとして残りやすくなります。

白ニキビから黄ニキビまで、ニキビの進み方

ニキビは、進み具合によって次のように分けられます。黄ニキビは最も進んだ段階です。

ニキビの種類状態
白ニキビ毛穴に皮脂が詰まった初期の状態。赤みや痛みはない
黒ニキビ詰まった皮脂の表面が空気に触れて黒く見える状態。赤みや痛みはない
赤ニキビアクネ菌が増えて炎症が起きた状態。赤く盛り上がり、痛むことがある
黄ニキビ炎症が強くなり、膿がたまった状態。ニキビ跡が残りやすい

赤ニキビから黄ニキビへの変化は、炎症が悪化しているという合図です。

黄ニキビは自然に治る?放置するとどうなる?

黄ニキビは、放っておいても、膿が自然に出て治ることはあります。

ただし、炎症が強いまま時間がたつほど皮膚の深いところまでダメージが及び、ニキビ跡が残る可能性が高くなります。

膿が出るのを待っているあいだに、無意識に触ってつぶしてしまう人も少なくありません。

そのため皮膚科では、黄ニキビは「自然に治るのを待つ」のではなく、早めに炎症をおさえる治療をおすすめしています。

黄ニキビができる原因

スキンケアする女性

黄ニキビの出発点は、皮脂の分泌が増えて毛穴が詰まり、その中でアクネ菌が増えることです。

毛穴の詰まりとアクネ菌の増殖

皮脂が増えたり、毛穴の出口の角質が厚くなったりすると、皮脂が毛穴の中にたまって詰まります(白ニキビ・黒ニキビ)。

詰まった毛穴の中は皮脂が豊富で空気が少ないため、アクネ菌が増えやすい環境になります。

アクネ菌が増えると、体の免疫が反応して炎症が起き、赤ニキビになります。

さらに炎症が進んで、菌と戦った白血球などが毛穴の中にたまると、膿となって黄ニキビになります。

ホルモンバランス・ストレス・睡眠不足

皮脂の分泌は、男性ホルモンの影響で増えることが知られています。

思春期にニキビが増えるのはこのためで、女性では生理前にニキビが悪化しやすい人もいます。

また、ストレスや睡眠不足、不規則な生活は、ホルモンバランスを乱して皮脂の分泌を増やす要因になります。

これらが重なると、毛穴の詰まりが起きやすくなり、黄ニキビまで進みやすくなります。

赤ニキビから黄ニキビに悪化する理由

赤ニキビが黄ニキビに進むきっかけとして多いのが、次のような刺激です。

赤ニキビを悪化させやすい刺激
  • 指でつぶす、触る、ひっかく
  • ゴシゴシ洗う、スクラブやピーリング剤で強くこする
  • マスク・前髪・頬づえなどの摩擦
  • 厚いファンデーションやコンシーラーで毛穴をふさぐ

赤ニキビの段階で刺激を避けて早めに治療を始めることが、黄ニキビへの悪化を防ぐことにつながります。

黄ニキビができたときのNGケア

頬づえをつく女性

黄ニキビは「早く治したい」という気持ちから、かえって悪化させるケアをしてしまいがちです。

次の5つは、ニキビ跡の原因にもなるので避けましょう。

自分でつぶす・膿を出す

膿が見えると出したくなりますが、自分でつぶすのは避けてください。

指や爪でつぶすと、毛穴の壁が壊れて炎症が周りに広がり、雑菌も入りやすくなります。

さらに、皮膚の深いところまでダメージが及ぶと、へこみや赤みが跡として残る原因になります。

膿を出したいときは、皮膚科で清潔な器具を使った処置(面皰圧出)を受けましょう。

1日に何度も洗顔する

「清潔にすれば治る」と思って洗いすぎると、肌に必要なうるおいまで奪われ、乾燥してバリア機能が落ちます。

乾燥した肌は、うるおいを補おうとして皮脂をさらに分泌することがあります。

日本皮膚科学会「尋常性痤瘡・酒皶治療ガイドライン2023」でも、洗顔は1日2回が推奨されています。

保湿をしない

「皮脂が多いから保湿はいらない」というのは誤解です。

洗顔後に保湿をしないと肌が乾燥し、皮脂バランスが崩れてニキビができやすい状態になります。

油分の多いクリームではなく、さっぱりした化粧水や乳液で、洗顔後はきちんと保湿しましょう。

市販薬を自己判断で使い続ける

市販のニキビ薬は、主に軽いニキビ向けの成分でできています。

膿がたまった黄ニキビに合わない薬を使い続けたり、良くならないのに長期間使い続けたりすると、治療の開始が遅れて跡が残るリスクが高まります。

市販薬を1ヶ月ほど使っても良くならない場合は、皮膚科を受診しましょう。

厚いメイクで隠す

黄ニキビを隠そうと厚くファンデーションを重ねると、毛穴をふさいで炎症を長引かせることがあります。

外出などでどうしても隠したいときは、ニキビの部分だけコンシーラーを薄く使い、帰宅後は早めに落としましょう。

化粧品は、「ノンコメドジェニックテスト済み」の表示があるものを選ぶと安心です。

黄ニキビの治し方|皮膚科での治療

鏡を見つめる女性

皮膚科では、日本皮膚科学会「尋常性痤瘡・酒皶治療ガイドライン2023」にもとづき、炎症の強さや数に合わせて、処置・塗り薬・飲み薬を組み合わせて治療します。

黄ニキビの治療の流れは、大きく「急性炎症期」と「維持期」の2段階です。

黄ニキビ治療の流れ
  • 急性炎症期:炎症をおさえる治療を集中的に行う時期。最大3ヶ月間を目安とする
  • 維持期:炎症が落ち着いた後、再発を防ぐために毛穴の詰まりを治す塗り薬を続ける時期

面皰圧出(膿を出す処置)

面皰圧出(めんぽうあっしゅつ)は、毛穴にたまった膿や皮脂を、専用の器具で清潔に押し出す処置です。

自分でつぶすのとは違い、毛穴の壁を壊さないように膿を出すため、炎症を早く落ち着かせることができます。

日本皮膚科学会「尋常性痤瘡・酒皶治療ガイドライン2023」でも、炎症性皮疹に対する選択肢の一つとして推奨されており、保険適用です。

面皰圧出は単独で行うよりも、塗り薬などの治療と組み合わせて行うのが一般的です。

当院でも、黄ニキビの状態に応じて面皰圧出を行っています。

塗り薬(外用薬)

黄ニキビのような炎症のあるニキビには、日本皮膚科学会「尋常性痤瘡・酒皶治療ガイドライン2023」で「強く推奨」されている塗り薬があります。

塗り薬の種類主なはたらき注意点
過酸化ベンゾイルアクネ菌を殺菌し、毛穴の詰まりも改善する。耐性菌ができにくい使い始めに乾燥・赤み・刺激感が出ることがある。髪や衣類につくと色が抜ける
アダパレン毛穴の出口の角質が厚くなるのをおさえ、毛穴の詰まりを改善する使い始めの2週間ほどは乾燥・ヒリヒリ感が出やすい
配合薬(アダパレン+過酸化ベンゾイル、抗菌薬+過酸化ベンゾイル)2つの成分を1本で使え、中等症以上の炎症に向く刺激感が出ることがある。抗菌薬入りは炎症が落ち着いたらやめる
抗菌薬の塗り薬(クリンダマイシンなど)アクネ菌を殺菌して炎症をおさえる長く使い続けると薬が効きにくい菌(耐性菌)が増えるおそれがある

どの薬を使うかは、ニキビの数や炎症の強さ、肌の状態を診たうえで医師が決めます。

使い始めの乾燥や刺激は多くの場合しだいに落ち着きますが、つらいときは自己判断でやめずに医師に相談してください。

飲み薬(内服薬)

黄ニキビの数が多い、炎症が強いといった場合は、塗り薬に加えて抗菌薬の飲み薬を使います。

日本皮膚科学会「尋常性痤瘡・酒皶治療ガイドライン2023」では、炎症性皮疹に対してドキシサイクリンやミノサイクリンなどの内服抗菌薬を推奨しています。

ただし、耐性菌を防ぐため、飲み薬の抗菌薬は最大3ヶ月間を目安に期間を区切って使い、その後は塗り薬での治療に切り替えます。

このほか、体質や症状によっては漢方薬を使うこともあります。

一方、ビタミン剤の飲み薬は、ガイドラインでは「行ってもよいが推奨はしない」とされています。

ビタミン剤だけで黄ニキビを治すのは難しいと考えましょう。

炎症が落ち着いた後の「維持療法」

黄ニキビの炎症が落ち着いても、毛穴の中には目に見えない小さな詰まり(微小面皰)が残っています。

ここで治療をやめると再発しやすいため、過酸化ベンゾイルやアダパレンの塗り薬を続けて、新しいニキビを防ぐ「維持療法」を行います。

日本皮膚科学会「尋常性痤瘡・酒皶治療ガイドライン2023」でも、炎症が落ち着いた後の維持療法として、これらの塗り薬が強く推奨されています。

抗菌薬は、炎症が落ち着いたら漫然と続けず、耐性菌の心配がない薬に切り替えるのが基本です。

ピーリングやレーザーなど保険適用外の治療の位置づけ

ケミカルピーリングやレーザー治療をニキビ治療として行っているクリニックもあります。

日本皮膚科学会「尋常性痤瘡・酒皶治療ガイドライン2023」では、ピーリングは標準治療が効かない・行えない場合の選択肢とされ、レーザーは「推奨はしない」とされています。

いずれも保険適用外で、黄ニキビの第一選択ではありません。

まずは、保険診療で受けられる標準的な治療から始めるのが基本です。

MBC麻布十番(皮膚科)では、黄ニキビの診察・面皰圧出・薬の処方を保険診療で行っています。

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市販薬で黄ニキビは治る?

ドラッグストアのニキビ薬には、炎症をしずめる成分(イブプロフェンピコノール)や、角質をやわらかくする成分(イオウ)などが使われています。

これらは日本皮膚科学会「尋常性痤瘡・酒皶治療ガイドライン2023」で軽症〜中等症のニキビに対する選択肢の一つとされている成分です。

ただし、膿がたまった黄ニキビは炎症が強い段階なので、市販薬だけで治すのは難しいことが多いです。

皮膚科で使う過酸化ベンゾイルやアダパレン、抗菌薬は市販薬には含まれていません。

市販薬を使うときの目安
  • 赤ニキビが数個程度なら、市販薬を試してもよい
  • 膿がたまった黄ニキビ、痛みが強いニキビは、最初から皮膚科へ
  • 市販薬を1ヶ月ほど使っても良くならなければ皮膚科へ
  • 使用上の注意と用法・用量を守り、刺激を感じたら使用をやめる

黄ニキビを繰り返さないためのスキンケアと生活習慣

頬に手を添える女性

治療と並行して、毛穴が詰まりにくい肌の環境を整えることが、黄ニキビを繰り返さないために大切です。

1日2回、やさしく洗顔する

洗顔は朝と夜の1日2回、洗顔料をよく泡立てて、こすらずに泡で包むように洗います。

熱いお湯は皮脂を奪いすぎるので、ぬるま湯でやさしく流しましょう。

日本皮膚科学会「尋常性痤瘡・酒皶治療ガイドライン2023」でも、1日2回の洗顔が推奨されています。

ニキビ肌でも保湿する

洗顔後は、化粧水や乳液できちんと保湿します。

「ノンコメドジェニックテスト済み」と表示された低刺激のニキビ用化粧品を選ぶと、毛穴の詰まりを起こしにくいとされています。

ガイドラインでも、こうしたニキビ用の基礎化粧品の使用が選択肢の一つとして推奨されています。

特に塗り薬の治療中は肌が乾燥しやすいので、保湿は欠かさないようにしましょう。

睡眠・食事・ストレスを整える

睡眠不足や強いストレスは、ホルモンバランスを乱して皮脂の分泌を増やす要因になります。

毎日しっかり眠り、栄養バランスのよい食事を心がけましょう。

特定の食べ物を一律に我慢する必要はありませんが、食べるとニキビが増えると感じるものがあれば、医師に相談してください。

肌に触れるものを清潔にする

枕カバーやタオル、マスクなど顔に触れるものはこまめに取り替え、清潔に保ちましょう。

前髪が額に当たる、頬づえをつく、無意識に顔を触るといった習慣も、ニキビを刺激して悪化させる原因になります。

こんなときは早めに皮膚科を受診しましょう

受診の目安
  • 膿がたまって痛い黄ニキビがある
  • 赤ニキビが黄ニキビに進んできた、または数が増えている
  • 片側の顔に炎症のあるニキビが6個以上ある(ガイドラインの「中等症」以上の目安)
  • 市販薬を1ヶ月ほど使っても良くならない、または悪化した
  • ニキビ跡(へこみ・赤み・茶色いしみ)が残り始めた
  • しこりのような大きなニキビがある

黄ニキビの診察・面皰圧出・薬の処方は、いずれも保険診療で受けられます。

「ニキビで病院に行くのは大げさ」と我慢するより、早めに受診したほうが、結果的に跡が残りにくく、治療も短くすみます。

MBC麻布十番(皮膚科)では、黄ニキビの診察・治療を保険診療で行っています。膿がたまって痛いニキビがあれば、お気軽にご相談ください。

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黄ニキビのよくある質問

Q. 黄ニキビは自然に治りますか?

A. 膿が自然に出て治ることもありますが、炎症が強い段階なので、放置するとニキビ跡が残りやすくなります。

早めに皮膚科で炎症をおさえる治療を受けることをおすすめします。

Q. 黄ニキビは何日で治りますか?

A. 炎症の強さや数によって個人差が大きく、一概には言えません。

皮膚科では、炎症をおさえる治療を最大3ヶ月間を目安に行い、その後は再発を防ぐ維持療法に移ります。

面皰圧出や塗り薬・飲み薬を組み合わせることで、放置するより早く炎症を落ち着かせることができます。

Q. 黄ニキビを一晩で治す方法はありますか?

A. 一晩で完全に治す方法はありません。

大事な予定の前であれば、つぶしたり厚いメイクで隠したりせず、皮膚科で面皰圧出や薬の処方を受けるのが、最も早く炎症を落ち着かせる方法です。

Q. 黄ニキビの膿は出したほうがいいですか?

A. 膿を出すこと自体は炎症を落ち着かせるのに役立ちますが、自分でつぶして出すのは避けてください。

毛穴の壁を壊して炎症が広がり、跡が残る原因になります。

皮膚科で行う面皰圧出は、清潔な器具で毛穴を壊さずに膿を出す処置で、保険適用です。

Q. 黄ニキビをつぶしてしまったら、どうすればいいですか?

A. 触らずに、ぬるま湯と洗顔料でやさしく洗い、清潔にしてください。

出血や膿が続く、赤く腫れて痛みが強いといった場合は、早めに皮膚科を受診しましょう。

つぶした後は跡が残りやすいので、紫外線対策と保湿も心がけてください。

Q. 黄ニキビが痛い・かゆいのはなぜですか?

A. 膿がたまって毛穴の中の圧力が高まり、周りの神経を刺激するため痛みが出ます。

炎症によって皮膚が敏感になり、かゆみを感じることもあります。

かゆくてもかかずに、早めに皮膚科で炎症をおさえる治療を受けましょう。

Q. 黄ニキビにニキビパッチは効きますか?

A. ニキビパッチは、患部を覆って触るのを防いだり、出てきた膿や浸出液を吸ったりするものです。

炎症そのものを治す効果はないため、膿がたまった黄ニキビの治療の代わりにはなりません。

使う場合も、良くならなければ早めに皮膚科を受診してください。

まとめ

この記事のまとめ
  • 黄ニキビは、赤ニキビの炎症が進んで膿がたまった状態で、ニキビ跡が残りやすい
  • 自分でつぶす・洗いすぎる・保湿しない・厚いメイクで隠す、は悪化の原因
  • 皮膚科では、面皰圧出・塗り薬・飲み薬を組み合わせ、保険診療で治療できる
  • 炎症が落ち着いた後も、塗り薬を続ける維持療法で再発を防ぐ
  • 膿がたまって痛いニキビは、市販薬で様子を見ずに早めに受診する

黄ニキビは、早めに正しい治療を始めれば、跡を残さずに治せる可能性が高いニキビです。

一人で悩まず、気になるニキビがあれば皮膚科に相談してください。

MBC麻布十番(皮膚科)では、黄ニキビの診察・治療を保険診療で行っています。

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参考:日本皮膚科学会「尋常性痤瘡・酒皶治療ガイドライン2023」(日本皮膚科学会雑誌 133(3)、2023年)

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監修医師

院長 立花 義浩

資格
精神保健指定医
日本精神神経学会専門医・指導医
麻酔科標榜医
日本医師会認定産業医
経歴
北海道大学精神医学教室、北海道大学救急医学教室、東京慈恵医大救急医学教室にて修練を重ねる。その後、銀座での美容皮膚科、都内皮膚科クリニックでの勤務を経て、皮膚科・美容皮膚科の診療に10年携わる。

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