ニキビを一晩(1日)で早く治す方法は?即効性のあるニキビの治し方を解説

突然できてしまうニキビ、困りますよね。特に大事なイベントや予定の直前にできてしまうと、気分も落ち込みますよね。「どうにかして一晩で治したい!」と強く願う方も多いのではないでしょうか。

そこで今回はニキビを一晩で目立たなくする方法や、即効性のあるケアについて詳しく解説します。

誤ったケアの知識を持っていると、ニキビができた焦りから、逆に肌を傷めてしまうリスクも考えられます。

本記事では、NGケアについても触れながら、正しいスキンケア方法も紹介しますので、安心して実践できるようになります。

ニキビは一晩(1日)で治すことができる?

鏡を見つめる女性

大事な予定の前日にニキビができてしまったら、とにかく翌日までに治したい!と焦ってしまうものですよね。

ここからは、そもそもニキビを一晩(1日)で治すことができるかについて解説します。

ニキビを1日で完全に治すのは難しい

ニキビは皮膚の炎症や感染を伴う複雑な症状であり、1日で完全に治すのは非常に難しいです。

特に、炎症が進んだ赤ニキビや化膿した黄ニキビは、一晩で消えることは期待できません。これらのニキビは、肌の深層にダメージを与えているため、時間をかけて治療する必要があります。

短期的にニキビを目立たなくするための方法は存在しますが、根本的な解決には日々のスキンケアや生活習慣の見直しが重要です。

ニキビを目立たなくすることは可能

一晩でニキビを完全に治すのは難しいものの、少しでも目立たなくすることは可能です。

まず、ニキビを悪化させないために、触らずに清潔を保つことが大切です。また、ビタミンCが含まれるスキンケア製品を使用することで、炎症を抑え、赤みを軽減する効果が期待できます。

さらに、規則正しい生活を心がけることも重要で、特に十分な睡眠と水分補給は肌の回復を促進します。これらのケアを実践することで、急なニキビも少し目立たなくすることができるでしょう。

ニキビを即効で治す方法

皮膚科

ニキビができてしまったら、正しいケアをして1日でも早く治したいですよね。

ここからは、ニキビを即効で治す方法について紹介します。

抗炎症薬やニキビパッチを使用する

抗炎症薬やニキビパッチは、赤みや腫れを抑えるのに非常に効果的です。これらは市販されており、手軽に購入できるため、突然のニキビにもすぐに対応できます。

抗炎症薬は、ニキビの赤みや炎症を抑える働きがあります。殺菌成分が含まれているアイテムも多く、ニキビの原因となる細菌の繁殖も防ぎます。

また、ニキビパッチは、患部を保護しながら滲出液を吸収したり、有効成分を肌に浸透させることで、早期改善が期待できます。

特に外出時に使用することで、ニキビを触らずに済むため、悪化を防ぐ効果もあります。

皮膚科を受診する

ニキビが重度の場合や、とにかく早くに改善したい場合は、皮膚科での治療が最も効果的です。

皮膚科では、個々の症状に応じた適切な薬が処方され、外用薬だけでなく、必要に応じて内服薬も提供されます。

特に、炎症がひどい場合は、自己処置ではかえって悪化させる恐れがあるため、専門医の診察が有効です。

また、皮膚科では必要に応じて毛穴の皮脂や膿を取り除く圧出処置も行われます。アクネ菌は皮脂や角質を餌とするため、圧出によってニキビの悪化を防ぐことができるのです。

バランスの良い食生活をする

ニキビの改善には、バランスの取れた食生活が欠かせません。肌は食事から作られているため、普段の食事内容が肌の健康に大きく影響します。

特に、脂っこい食べ物や加工食品は避け、ビタミンA・C・Eなどの抗酸化作用があるビタミン類を豊富に含む野菜や果物を摂取することが大切です。

また、魚類には抗炎症作用を持つオメガ3脂肪酸が多く含まれているため、積極的に摂ると良いでしょう。さらに、良質なタンパク質を含む食材を選ぶことで、肌の再生力が高まり、ニキビの改善を早めることができます。

治らないニキビの対処法は?

顔のニキビを気にする女性

ニキビを治すための方法をいろいろと試しても、なかなか改善しないこともあります。

ここからは、治らないニキビの対処法について紹介します。

美容皮膚科を受診する

治らないニキビには、美容皮膚科での治療が効果的です。美容皮膚科では、一般皮膚科では行われていない光治療やピーリング、アグネスなどの専門的な治療を受けることができます。

また、重度のニキビに対しては、ビタミンA誘導体を含むイソトレチノインという薬も非常に効果が高いとされています。

イソトレチノインは一般の皮膚科でも処方している場合もありますが、保険適用外の薬であるため、美容皮膚科でのほうが入手しやすい可能性があります。

さらに、美容皮膚科では今あるニキビの治療だけでなく、ニキビが再発しにくい肌作りをサポートしてくれるため、繰り返しニキビに悩んでいる方にとっても非常に有用です。

ニキビに効果的なスキンケアを使用する

治らないニキビには、スキンケアの見直しが有効です。皮脂分泌を抑える効果があるビタミンC系のスキンケア製品を取り入れることで、ニキビの改善と予防効果が期待できます。

また、ニキビができにくい処方の製品選びも重要です。特に、グリセリンフリーやノンコメドジェニックといった、毛穴を詰まらせにくい処方のスキンケアを使用することで、ニキビの悪化を防ぎ、肌を健やかに保つことができます。

定期的にスキンケアの見直しを行い、自分に合った製品を見つけることで、ニキビの改善につなげましょう。

生活習慣を見直す

治らないニキビの対処法として、生活習慣の見直しも欠かせません。睡眠不足やストレス、食生活の乱れは、ニキビの原因となることが多いため、これらを改善することが必要です。

自分自身では気づかない生活習慣の問題がニキビの原因になっている場合もあるため、皮膚科の専門医や美容の専門医に相談するのも良いでしょう。

専門家のアドバイスを受けながら、適切な生活習慣を取り入れることで、肌の状態が改善され、ニキビができにくくなることが期待できます。

ニキビ悪化の原因となるNGケア

塗り薬

ニキビを早く治したい!と焦って誤ったケアをしてしまうと、逆にニキビを悪化させてしまう可能性もあります。

ここからはニキビ悪化の原因となるNGケアを紹介します。

ニキビ悪化の原因となるNGケア

過度な洗顔・スキンケア

過度な洗顔は、肌にとって必要な皮脂を取りすぎてしまい、逆に肌を乾燥させる原因となります。

さらに、洗顔時の摩擦が肌に刺激を与え、バリア機能の低下を引き起こすことがあります。これにより、肌が外部の刺激に弱くなり、ニキビが悪化する可能性があります。

また、保湿のしすぎも問題です。過度な保湿は皮脂分泌を促進させ、結果的にニキビが増える原因となります。適切な洗顔と保湿のバランスを保つことが、ニキビ悪化を防ぐための重要なポイントです。

ニキビを自分で潰す

ニキビを指や爪で潰すことは、ニキビ悪化の大きな原因となります。潰すことで、膿や皮脂が外に出ると同時に、雑菌が傷口に入り込み、炎症がさらにひどくなる恐れがあります。

また、無理にニキビを潰すことで、肌にダメージを与え、ニキビ跡が残りやすくなるリスクもあります。特に、赤ニキビや黄ニキビを潰すと、色素沈着やクレーターの原因になることが多いです。

メイクで隠す

ニキビをメイクで隠すことも、実はニキビを悪化させる原因の一つです。

特に、油分の多いメイク製品や、毛穴を詰まらせやすいファンデーションを使用することで、ニキビがさらに悪化するリスクが高まります。

また、長時間メイクをしたまま過ごすと、肌が呼吸できず、肌の回復を妨げることにもつながります。

そのため、ニキビができているときは、できるだけメイクを控えましょう。どうしてもメイクが必要な場合は、簡単にオフできる軽いメイクやノンコメドジェニック製品を選ぶことが望ましいです。

ニキビができた時の正しいスキンケアの方法

洗顔する女性

ここからは、ニキビができた時に行うべきスキンケアの方法を紹介します。

正しい方法を理解して、少しでも早くニキビを治せるようしっかりとチェックしておきましょう。

肌への刺激・摩擦に気をつける

ニキビができた時は、肌への刺激や摩擦をできるだけ避けることが大切です。

洗顔は朝と夜の2回だけ行い、強くこすらず、しっかり泡立てた泡で優しく包み込むように洗います。また、洗顔後に肌を極力触らないようにすることもポイントです。

なお、ふき取り化粧品やスクラブなど、肌に摩擦を与えるアイテムの使用は控えましょう。これらのアイテムは肌のバリア機能を低下させ、ニキビを悪化させる可能性があります。

油分が少なめのアイテムを使う

ニキビが繰り返しできる部位には、油分の多いオイルやクリームの使用は避けましょう。これらのアイテムは、過剰な油分によってニキビを悪化させる可能性があります。

一方で、乾燥もニキビ悪化の原因になるため、適切な保湿が重要です。洗顔後には水分保持力の高い化粧水をたっぷりと使い、最低限の油分で蓋をします。

このように、油分を抑えつつも乾燥から肌を守ることで、ニキビが悪化しにくい環境を作ることができます。

紫外線対策を行う

ニキビがある状態で紫外線に当たると、炎症が悪化し、色素沈着が起こりやすくなります。そのため、紫外線対策は欠かせません。

日焼け止めをしっかりと塗り、日傘や帽子を使用して紫外線から肌を守りましょう。紫外線対策を徹底することで、ニキビ跡が残りにくくなり、肌のトラブルを予防できます。

紫外線対策は美肌を保つための基本となりますので、ニキビができた時だけでなく、日常のスキンケアルーチンに取り入れ、肌を健康に保ちましょう。

メイクは最低限にする

ニキビができているときは、できるだけメイクを控えることが理想的です。

特に、炎症が起きているニキビにファンデーションやコンシーラーを使用すると、毛穴が詰まり、症状が悪化する可能性があります。

しかし、どうしても隠さなければならない場合は、肌に優しいクレンジングで簡単に落とせる、油分が少なく毛穴に詰まりにくい製品を選びましょう。

また、抗炎症やアクネ菌の殺菌作用があるニキビ専用のコンシーラーもおすすめです。ニキビを隠しつつ、肌に優しいメイクを心がけることで、悪化を防ぐことができます。

まとめ

今回は、ニキビを一晩(1日)で早く直す方法について解説しました。

本記事のポイントは次のとおりです。

この記事のポイント
    • ・ニキビを一晩で完治させるは難しいが目立たなくすることは可能
    • ・ニキビができた時は摩擦や刺激を避け、ニキビが悪化しにくいスキンケア用品を使用する
    • ・ニキビにはビタミンC配合、グリセリンフリー、ノンコメドジェニックのアイテムが有効
    • ・治りにくいニキビは美容皮膚科での処置や生活習慣の改善を検討する

 

大切な予定の直前にニキビができてしまうと、気分が落ち込んでしまいますよね。一晩でニキビを完全に治すのは難しいですが、正しいケアを行えば悪化を防ぎ、目立ちにくくすることは可能です。

ニキビができてしまったら、刺激や摩擦を避け、適切な洗顔やスキンケアを心がけましょう。迅速な処置は炎症の進行を抑えるだけでなく、ニキビ跡も防ぐことができるのです。

しかし、正しいセルフケアを続けても改善が見られない場合は、躊躇せずに皮膚科や美容皮膚科を受診することをおすすめします。

ニキビケアは根気強く続けることが重要ですが、適切な対処法を知っておくことで、自信を持って大切な予定に臨むことができるでしょう。

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監修医師

立花 義浩

資格
精神保健指定医
日本精神神経学会専門医・指導医
麻酔科標榜医
日本医師会産業医
日本体育協会スポーツドクター
経歴
北海道大学精神医学教室、北海道大学救急医学教室、東京慈恵医大救急医学教室にて修練を重ねた経験をもつ。また、銀座にて美容皮膚科医として、都内皮膚科クリニックにて、皮膚科医としての勤務経験をもつ。

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